ディズニーランド旅行(課外授業)が無事終

当法人の「患者と家族のがん研究基金」による平成21年度助成支援事業である「若年患者のディズニーランド旅行(課外授業)」が無事に終了いたしました。がんセンターでは、骨軟部悪性腫瘍の入院治療を受けている若年患者を対象にトータルケアの一貫としてディズニーランド旅行(課外授業)を実施しました。

[実施日] 平成21年11月12日(木)      
        9:00がんセンター出発 17:00がんセンター帰着

            大型貸し切りバスを利用(高速道路使用)

[参加者] 患者8人 付き添い17人

 当日は、曇りがちの大変に寒い一日で、新型インフルエンザの流行も心配されましたが事故もなく、また風邪などの病気を併発する
者もなく無事に旅行を終了いたしました。



     

 長期の入院治療を行っている患者さんたちは、実施前から大変楽しみにしておりました。実際、ご家族とともに一日中大変楽しみました。いつも患者さんと一緒に治療に頑張っているご家族にとっても気の休まる楽しい一日を提供出来たと思っております。

 ほとんどの患者さんが下肢の切断や人工関節の手術後でハンデキャップがあり、それなりに大変ではありますが、頑張れば、普通の人と同様に楽しむことが出来ることを自身の身をもって体験されたことは精神的に大きな成果となりました。病院の外で1日積極的に過ごしたことで、肉体的に退院後の自分のボディーイメージをかなり掴むことが出来たと思われます。





 また、特に退院を1〜2ヶ月後に予定している患者さんでは、退院に向け、体力を付けたり、筋力を付けたりするリハビリを行う必要があることを自覚し、その後、皆が積極的にリハビリを行うようになったのも目に見える成果の一つであります。

 最後に、付き添いとして同行頂いた保護者、特別支援学校の先生、医療従事者等の皆様に感謝するとともに、バス代や入園料などに対し、助成支援を頂いたNPO法人医療・福祉ネットワーク千葉に御礼を申し上げます。 (がんセンター石井記)