東日本大震災 患者さんを支援 

被災地に医療チームを派遣
マスク、注射器、点滴薬、パジャマ・・・
医療用物資も

24日、4トントラックで第一便が出発

NPO法人 医療・福祉ネットワーク千葉

4トントラックに積み込み
 
   お医者さんが足りない―。マスク、手袋、注射器もいくらあってもいい―。
  
   NPO法人医療・福祉ネットワーク千葉は、こんな現地の声を受けて医師6名による支援チームを被災地に派遣します。
 合わせて、24日、千葉市内の病院や企業、ボランティアからの協力を得て医療に使う器具や衛生用品、患者さんが使う備
 品をそろえ、4トントラックに積み込んで現地に送りました。

   被災地ではまだ寒い日が続き、長引く避難所生活で体調を崩す人も急増。燃料不足などで必要な物資の輸送もままならない中、医療の充実が急務とされています。竜崇正理事長は「足りないものがあれば、できるだけの支援をしたい。県内の病院や企業などにも働きかけて物資を集めていきたい」と話しています。

 支援物資積み込み作業
千葉市内で物資をトラックに積み込みました。
パジャマや消毒液 
パジャマ、注射器、消毒液・・・

  医療チームの派遣や医療用物資の輸送は、NPO法人医療福祉ネットワークのほか、同じ医療系のNPO法人である医療構想千葉や日本登山医学会が協力して進めています。24日は、患者さん用のパジャマや浴衣、注射器、点滴用の輸液、手袋、マスクなどを4トントラックに積み込み、津波の被害が大きく避難者が多い宮城県名取市、仙台市をはじめ塩釜、石巻、宮古、盛岡などを回ります。

  今後も、現地の医師や患者さんから不足している医療器材や衛生用品などの情報を集め、第二便として物資を送り込むことにしています。不足している物資として水、大人用、赤ちゃん用の紙オムツとの声が上がっています。


    病院関係者や医薬品、医療器具メーカーなどの企業の方で寄付や支援をいただける方は、
     当NPO法人にぜひご連絡ください。第二便のトラックを出発させる際に、お声を掛けさせて
     いただきます。


     【事務局】
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