【骨・軟部腫瘍研究基金】千葉県がんセンター整形外科・岩田慎太郎先生より現在研究中のテーマについてレポートをいただきました。「ゲノム解析による骨肉腫患者の化学療法感受性予測システムの構築―私に効くのはどのお薬?」

がん遺伝子のゲノム解析で抗がん剤の効き目を予測する
千葉県がんセンター整形外科・岩田先生よりレポート

骨肉腫の治療は、手術と抗がん剤治療が不可欠です。特に抗がん剤の効き目が治療効果に大きく影響しますが、投与してみて初めて効き目が分かるというのが現状です。患者さんごとに、その効き目を予測することができれば、治療の負担も少なくできますし、治療も進めやすくなります。薬の効き目を、がん遺伝子のゲノム解析によって予測できないかというのが今回のテーマです。

千葉県がんセンター整形外科・岩田慎太郎
「ゲノム解析による骨肉腫患者の化学療法感受性予測システムの構築―私に効くのはどのお薬?」(PDF)