各分野の専門スタッフが仕事に責任とプライド
            多国籍からの医療者が尊重し合ってチームづくり
 
            鈴木医院 看護師
            宮地 優佳




 



 研修では、病棟見学、肺の外科手術、気管支鏡、婦人科骨盤内腫瘍摘出術を見学させていただきました。

 一日の始まりである回診から、手術を行い病棟に戻るまでの患者と医療スタッフの流れを通して見学することで、日本とカナダの相違点を肌で感じることができました。基本的な看護や大きな枠組みでとらえたものには相違点はないのですが、各分野に特化した専門的なスタッフや看護師が、個々の仕事に責任とプライドを持ち働いている姿に多くの感銘を受けました。

 そして、世界の各国から集まった医療スタッフが互いに尊重しあい、一つの職場を作り上げている様子を目で見ることで、カナダという国を知ることができたようにも感じました。