令和2年度「先端がん医療研究」助成金 助成対象研究を決定

8件の研究に助成

「先端がん医療」研究助成は、がんその他の悪性新生物に関する研究活動を積極的に行う個人や団体に対して、その活動を支援する事業です。

今年は15件の申請をいただきました。基金運営委員による厳正な審査の結果、8件に絞り込み、助成することといたしました。多数のご応募ありがとうございました。どれも素晴らしい研究内容で、優劣がつけ難いものばかりでした。これまでの助成回数なども考慮し、新規の研究へのサポートの意味も加えながら選ばせていただきました。

今回助成とならなかった研究については、来年度もぜひ申請いただけますようお願いいたします。ご応募をお待ちしております。

以下、令和2年度「先端がん医療研究」助成の対象研究テーマと研究者氏名を記載します。(敬称略)

  1. 「一般臨床情報を応用したAIによる食道がん・胃がんのための新たな層別化の試み」
    星野 敢(千葉県がんセンター食道・胃腸外科)
  2. 「高磁場MRIとナノDDS型造影剤による神経芽腫の微小骨・骨髄転移病変の精密可視化とセラノスティクスによる新規治療開発」
    中田 光政(千葉大学附属病院小児科)
  3. 「CTによる膵がん早期診断の研究ー「膵のくびれ」が見られた患者を追跡することで膵がん早期診断の可能性を探求するProspective Study」
    松井 淳一(東京歯科大学市川総合病院副病院長)
  4. 「骨軟部肉腫に対する化学療法における骨・筋量減少及びQOLの評価」
    木下 英幸(千葉県がんセンター整形外科)
  5. 「患者組織由来マウスモデル(PDX)を用いた胃がん治療抵抗性秩序の解明」
    松本 泰典(千葉大学医学部附属病院食道胃腸外科)
  6. 「人工知能を用いたCTによる転移性脊椎腫瘍の自動検出と原発巣の推定プログラムの開発」
    牧 聡(千葉大学医学部附属病院整形外科)
  7. 「TPP修飾PIポリアミドによる変異ミトコンドリアDNAを標的としたがん細胞の増殖抑制」
    越川 信子(千葉県がんセンター細胞治療研究部)
  8. 「マイクロRNAを基軸とした頭頚部扁平上皮がんにおける治療抵抗性機序の解明」
    花澤 豊行(千葉大学医学部耳鼻咽喉科・頭頚部腫瘍学)

なお、来年度の当法人総会に合わせて、各研究者の方には研究実績発表をしていただく予定です。よろしくお願いいたします。