2020.9.10 千葉肝臓友の会様よりご寄付をいただきましたーがんをはじめとする患者さんのための医療研究、活動支援に大事に使わせていただきます。

千葉肝臓友の会様よりご寄付
132万円、がんをはじめとする患者さんの医療と研究の発展、患者活動支援のために活用
友の会解散後も、会の意思をしっかりと引き継ぐ

この度、千葉肝臓友の会様から、NPO法人医療・福祉ネットワーク千葉にご寄付のお申し出がありました。9月10日、千葉県がんセンター内の同法人事務所にて贈呈式を行いました。132万円をいただきました。千葉肝臓友の会は役員の高齢化などに伴い、令和2年3月をもって32年間の歴史に幕を閉じて解散しています。当法人では、肝臓病患者さんを支え続けた同会の意思をしっかりと引き継ぎながら、がんをはじめとする患者さんの医療と研究の発展のために活用していくことを決めています。

肝臓友の会

千葉肝臓友の会様からの寄付金贈呈式

ご寄付の目録

贈呈式では、千葉肝臓友の会の村田充会長様から当法人の竜崇正理事長に寄付の目録が手渡されました。村田様は「これまで肝炎、肝がんなどの肝臓病の患者さんサポートと、助成制度や検診体制の拡充に向けた請願活動などを続けて参りました。この度、解散するにあたり、患者さん支援、医療研究活動を活発に進めているNPO法人医療・福祉ネットワーク千葉さんにぜひその思いをつないでいきたいです」と話されました。竜理事長は「私も医師として、肝胆膵がんの外科治療に長年取り組んできました。肝臓病患者さんを取り巻く環境はこの30年で大きく変わりました。千葉肝臓友の会の果たしてきた役割、貢献は本当に大きなものがあると思います。ありがとうございました、お疲れさまでした」と感謝の気持ちを伝えました。

寄贈式に同行された千葉肝臓友の会の運営委員、藤平千恵子様、網中早知子様も一緒に記念撮影を行いました。その後、しばらく歓談しながら、同会が取り組んできた活動ついて振り返りました。電話相談や会員交流会のほか、肝硬変、肝がん患者さんへの医療費助成制度の拡充を求める国会請願活動、千葉県や県内市町村に肝炎ウイルス検査・検診拡充を求めるていねいな働きかけ活動、ホームページでのいち早い最新情報の発信など、多方面にわたる活動の歴史は、お聞きすればするほど頭が下がる思いでした。

千葉肝臓友の会 これまでの活動と解散についての記事はこちら

千葉肝臓友の会の活動を振り返る村田会長(右)と当法人竜理事長(左)

千葉肝臓友の会では、会員さんのご希望に合わせて、所属を東京肝臓友の会に引継ぐとのことです。一方、村田会長による電話相談は継続する予定です。治療薬、治療費の負担のこと、療養生活のことなど親身になって対応されています。

千葉肝臓友の会 相談電話 090-2565-6125

電話相談

電話相談に応じる村田会長

当法人では、後日、千葉肝臓友の会様に感謝状をお贈りすることにしており、準備を進めています。