【先端がん医療】2020.8.31 がん医療の先端研究の論文集を発行。13年間の実績を一同に。「患者と家族のがん研究基金」

英文論文16件、和文論文5件を掲載

NPO法人医療・福祉ネットワーク千葉は、メイン事業の一つとして運用している「先端がん医療研究助成事業」で、平成20年度~令和元年度までの12年間に学術誌への発表まで結びついた論文をまとめた実績論文集を発行しました。「骨・軟部腫瘍研究基金」「どこでもMYカルテ研究事業」で執筆された論文も合わせ、研究者から当法人に報告のあった英文論文16件、日本語論文5本を掲載しています。当法人では、無料で配布していますので、希望される方はお問い合わせください。

先端がん医療研究の実績をまとめた論文集

「患者と家族のがん研究基金」先端がん医療助成事業は、最先端のがん医療や患者さんの治療生活に役立つ研究に対して助成することを目的としています。千葉県がんセンターの設立当初に発足した医療の発展を下支えする研究に対して支援する「千葉県がん研究振興会」の事業を当NPO法人が引き継ぐかたちとして運用しています。当NPO法人設立(平成19年)の翌年、平成20年度からこの助成事業を開始し、今年で13年目を迎えます。

平成20年度~令和元年度 12年間でのべ86件を助成支援
英文論文化のサポートも手厚く

令和元年度までの12年間で、のべ86件の研究を支援しました。千葉県がんセンターや千葉大学をはじめ、千葉県内の大学、医療機関の医療研究者からの応募申請をいただき、助成してきました。研究を単年度で終わらせることなく継続できるよう、助成サポートも数年に渡って行うこともあります。そして、英文論文化を推奨し、英文化に必要な資金面での支援も別に設けています。

こちらから、この論文集のタイトル・目次をご覧になれます。論文タイトル・目次(PDF)