【ステイin千葉を楽しもう!】第15回 クリスマスの千葉みなとでイルミネーションを撮る。夜景を手振れなしで撮影する秘訣を教えます!

コロナ禍の一年。早いもので季節は冬、そしてクリスマスシーズンです。クリスマスといえば、街中もライトアップで華やかに彩られる時期ですが、今年は「密を避けながら」いかに楽しむか…悩みますね。

おすすめのスポットが近くにありますよ。千葉みなとに5年ほど前にオープンした「ケーズハーバー」です。千葉港を巡るクルーズ船のターミナルとして整備されました。ウッドデッキや桟橋、カフェやレストランも併設されて、異国のムードも醸し出すお洒落なデートスポットとして知られています。JR京葉線 千葉みなと駅から徒歩10分ほどのところにあり、千葉市の中心からも近いので、ランチタイムや仕事帰りに立ち寄ることができるのも人気の理由です。そんなケーズハーバーのクリスマスを写真家・飯田隆志さんの写真とエッセイでお伝えします。ライトアップや夜景の上手な撮り方も必読ですよ!

第15回 千葉みなと「ケーズハーバー」のクリスマス
お洒落なデートスポットを飾るイルミネーション
カメラを固定し、感度をぎりぎりまで下げるのがコツ

千葉港に新たな観光スポットとしてケーズハーバーができて久しいと思います。今回はケーズハーバーのクリスマスイルミネーションを撮りに行ってみました!

12月初旬、SNSで「ケーズハーバー辺りのイルミネーションが綺麗だよ」との情報が入り、撮りに行きたいなと思っていました。15日はたまたま仕事が早めに終わり、「ここを逃したらいけないかも!」と思い、三脚がないにもかかわらず行ってみることにしました。

バスとモノレールを乗り継ぎ到着したのが18時半頃。可能であれば17時くらいから撮り始めたかった…と思いましたが、気を取り直して、先ずは千葉みなと湾緑地入り口付近でテストも兼ねて一枚。

夜景やイルミネーションを撮る時に気を付けたいのが、感度を上げる事によって発生する画面のざらつきとノイズの発生。手振れを起こさないギリギリの所まで感度は低めに設定します。当然ではあるが、三脚があれば手振れの心配もなく感度も上げる必要がないのでざらつきのない綺麗な写真が撮れます。

試したところ、ISO感度は3200でなんとかなりそう。ちょっとざらっと感はあるものの、フイルムに比べたら綺麗に撮れるし、これはこれで味があるかも…そんなことを考え、一人で納得しながら桟橋方面へと歩を進めます。1枚目の写真にも写ってますが、錨を使ったモニュメントがお出迎え。それを入れつつ桟橋の方を撮ります。

ちょっと手振れが心配だったのでわりと近くにあった樹を支えている四脚鳥居支柱(←ネットで正式名称を調べました!)にカメラを乗せ左手で上から抑える様にして撮影しました。三脚がない場合の非常手段です…。

港の水面を上手に入れる

この写真だと港っぽくはありますが、水面の見える率が少ないので、もうちょっと先へ行ってみると桟橋がいい感じです。ポートタワーも奥に見える高層マンションから頭をちょこっと出しています。

ここでも階段横の壁の上にカメラを置いて撮影。ちょうど良い所にカメラを固定できそうな場所があって大変助かります。…でもこれはイルミネーションの写真じゃないよね。桟橋の向こうにイルミネーション見えて入るけども。

さらに歩を進めると、ケーズハーバーから桟橋へと伸びる連絡橋が飾り付けられているみたい。

平日だからか、時間が遅いからか、はたまた認知度が低いのかは不明ですが人が少ない。まあ、写真撮る時には人出はなるべく少ない方がありがたいですけれどね。人の顔を写さないようになどと、気を付けなくて済むので。

イルミネーションの光をわざとぼかして撮ると…

ちょっと試しにアウトフォーカスで撮ってみました。(わざとぼかして撮る、決して失敗ではありません!!)
撮影時はこれでよかろうと思ったけれど、後で見返すともうちょっと横から&もっとアップで撮ればもっと光のカーテンが重なって見えてよかったかもと思いました。反省です…。

メインであろうイルミネーションとハートを発見!

ツリーらしき物もあったのでアップで撮ってみました。

カメラの向きを変えながら、時に寝転んで撮る

欄干を彩るイルミネーションを手を変え、向きを変え、時には寝っ転がって撮ってみるも、どうもしっくりくるものがない…。

メインのイルミネーション、足元に「宝箱」を発見!そしてお宝をアップで撮ります。

流石に体が冷えてきたので、帰る前に旅客船ターミナル複合施設の「ケーズハーバー」に寄り、あったかいドリンクを自販機で購入。たまたま見かけたクリスマスツリーを撮って帰路につきました。

千葉市観光ガイド 旅客船ターミナル複合施設「ケーズハーバー」のホームページ