【ステイin千葉を楽しもう】第21回 千葉市緑区、春の都市と農村一日巡り。富田さとにわ耕園、東光院、田舎ランチ…そして千葉市美術館。

春真っ盛り。花が咲き、心も軽やかな季節ですが、未だおとなしく過ごさなければならない状況が続いています。朝カーテンを開けて、「こんないい天気の日、家にいるのはもったいないわ!」と思い立ったが吉日…さてどうしよう、という気分の時にぴったりのお散歩コースがあります。千葉市緑区のお花畑「富田さとにわ耕園」です。今日は、当NPO法人医療・福祉ネットワーク千葉の常任理事で元千葉県がんセンター看護局長の大西眞澄さんのご案内でミニ旅行を楽しみましょう。

第21回 都市と農村の交差点・富田さとにわ耕園で草花と戯れる
千葉市制100周年記念のイベントも
平山お願い薬師様・東光院にも足をのばして

厳しい時期が続いております。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しながら、種々の花の開花情報に誘われ、ちょっと気分転換に出かけました。千葉市内の身近な場所ということで、富田さとにわ耕園→ 東光院 平山お願い薬師→ 昼食「和ダイニング野(いなかや)」→ 千葉市美術館のコースを巡り、ミニ旅行気分を味わうことができました。

 富田さとにわ耕園で散策
(千葉市若葉区富田町711-1)

「冨田さとにわ耕園」とは、千葉市が運営する都市と農村の交流施設「富田都市農業交流センター」の愛称です。広大な農場に一角をお花畑として一般に開放されており、桜や芝桜、アジサイ、コスモス、マム(菊)、大賀ハス、ヒガンバナ…etcと、年中花のリレーが楽しめるところです。

訪れた時は、千葉市制100周年を記念したビオラ、色鮮やかなポピー、可憐なネモフィラ、そして絨毯をしきつめたような芝桜が咲き誇っていました。今年は1月の大風の影響でネモフィラや芝桜がいったん全滅したそうですが、植え直しされたのだそうです。

足元で可憐に咲き誇るネモフィラに気持ちもほっこり

ビタミンカラのお花が揺れるポピーのお花畑

芝桜のじゅうたん

芝桜広場の周りには大きな池(原田池)があり、ツバメが飛び交い、また水鳥が悠々と泳いでいました。その奥に去年10月にオープンした「ウシのヒロバ」があります。

気持ち良く歩ける遊歩道

弁財天

青空に映える若葉がまぶしい

富田さとにわ耕園(千葉市観光ガイド)

 東光院 平山お願い薬師
(千葉市緑区平山町)

「東光院」は、真言宗豊山派の寺院で、千年以上の歴史があります。東光院のご本尊様は七仏薬師如来(千葉県指定有形文化財)で、大医王といわれ医薬の守り仏として伝えられ、願い事がかなうお寺として多くの人から「お薬師さま」「平山お願い薬師様」と親しまれています。

「身代わり癌封じのご霊木」は、幹に大きなコブがあり、それを撫でることで癌の身代わりをしてくださるそうです。

平山お願い薬師 東光院のホームページ

 和ダイニング野(いなかや)
(千葉市若葉区野呂町1583-187)

古民家を改装した和モダンの空間。2020年7月にオープンし、コロナ対策も十分なされた完全予約制のお店です。千葉在来の復活したそばや、地元産の食材を中心に使用した創作料理をリーズナブルな料金で、そして月ごとにメニューを変えて楽しめるコース料理でもてなしてくれます。

和ダイニング「野」

和ダイニング「野」(食べログによる紹介)

 千葉市美術館
(千葉市中央区中央3-10-8)

ランチの後は、千葉市市街地へ戻りながら千葉市美術館へ。5階の常設展「千葉市美術館コレクション選」を観てきました。約10,000点に及ぶコレクションの中から、季節に合わせ月に一度展示替えをしています。企画展とは違った楽しみ方ができますよ。

千葉市美術館のホームページ