「千葉県がんサポートブック」第4版増補版が発刊、妊よう性温存治療やがん治療と仕事の両立支援の情報も掲載

「千葉県がんサポートブック」第4版増補版
がん治療と生活に関する情報を隈なく掲載
妊よう性温存治療への助成制度や、治療と就労の両立に関する情報が充実

がんと診断された時や、治療、療養生活に関する詳しい情報を載せた手引書「患者必携 千葉県がんサポートブック」の第4版増補版が発行されました。(令和4年3月発行)がん治療が受けられる医療機関や相談窓口、医療費や療養生活に役立つマメ知識が満載の一冊です。千葉県健康福祉部健康づくり支援課と千葉県地域統括相談支援センターが作成しました。

今回発行の増補版では、小児・AYA世代(Adolescent and Young Adult 15~30歳代の思春期・若年成人)のがん治療に関して、妊よう性(将来子供を出産することができる可能性)を温存するような方法で治療を続けることができる妊よう性温存療法への助成について記載が加わっています。また、患者さんが治療を受けながら仕事も続けることができるようにと、がん相談支援センターなどの相談機関、国立がん研究センターの「がん情報サービス」などの使いやすいサイトについても詳しく掲載されています。

サポートブックでは、患者さんの不安な気持ちや様々な悩みにも寄り添おうと、県内の各種患者会、患者サロン、ピア・サポーターズサロンなどの情報も多く掲載しています。各種団体の電話やホームページ、メールアドレス、活動状況などが分かります。新型コロナの影響でオンラインでの参加が可能なものもあります。

 

また、知りたい内容やサイトにすぐにリンクできるようにQRコードも掲載されており、スマートフォンなどでも気軽に調べることができます。千葉県民にとってもなじみの深いチーバくんが表紙に描かれており、全ページカラーで大変読みやすいので、ぜひ一度お手に取ってみてください。

千葉県のがん情報サイト「ちばがんなび」でPDF版をダウンロードも

千葉のがん医療や生活支援、各種助成制度、患者会情報などをワンストップで閲覧できるサイト「千葉県がん情報 ちばがんなび」もおすすめです。「ちばがんなび」では、このサポートブックのPDF版がダウンロードできます。

「ちばがんなび」