第28回 ビタミンCがたっぷり摂れる     カリフラワーのピューレ&スープ
  
  大きく開いた緑の葉の中に収まる真っ白な花のようなカリフラワー。
  採れたての新鮮なうちにゆでてそのまま食べるのがいいけれど、
  ちょっと固い・・・。
  
  カリフラワーはピューレにするとさらにおいしくなる代表的な野菜です。
  このピューレを作っておけば、スープにも応用できますので、重宝します。
  幸い、熱を加えてもビタミンCが壊れないまま残りますし、食物繊維もたっぷりです。

  寒いこの季節、大きなカリフラワーが手に入ったら、さっそく試してみてください。


  
  
 
 
 材料

 カリフラワー     1個
 バター         10g
 塩           少々
 ローリエ        1枚
 
 
作り方

 @カリフラワーを小房に分けて、5mm〜1p角に細かく切る。茎は皮をむいて薄く切
  ります。これらをさっと湯通ししておきましょう。






 
 


A鍋に@のカリフラワーとバター、塩、ローリエを入れてふたをしてごく弱火にかけます。
  5分〜10分間蒸し煮します。

  カリフラワー自体から水分が出てくるので、水は入れる必要はないですが、
      焦げ付きが心配な場合は、大さじ1〜2杯の水を加えてもいいでしょう。










 B カリフラワーが軟らかくなったら、火を止めて粗熱をとります。ローリエも除き、
    ミキサーにかけます。スムーズに回らない場合は、水を100cc加えてなめらか
    になるまでかくはんします。
    

    ミキサーを途中で止めて、カリフラワーの粒々の食感が残る程度にしても
       おいしく召し上がれます。

   完成したピューレは、お好みで塩などを少しふってもいいでしょう。
   肉料理の付け合わせにも向きます。







応用編

カリフラワーのとろーりスープ(3〜4人分)

カリフラワーのピューレを使ったあったかスープです。
ご飯を加えて少しとろみをつけます。


 サツマイモスープ材料

カリフラワーのピューレ  200g
コンソメスープ(水に固形スープの素を溶かす) 2カップ
ご飯             茶碗1杯

サツマイモスープ作り方
 
 @鍋にコンソメスープを入れ、カリフラワーのピューレとご飯も一緒に投入。
  うまく混ざり、とろみが出るまで加熱する。

 Aよりなめらかにしたい場合は、ハンドブレンダーなどを使って潰していく。
   器にもりつけて完成。お好みで粉チーズをふってもいいでしょう。

   ・ご飯のほか、ジャガイモを刻んで火を通したものを加えても、とろみを付ける
       ことができます。 
       ・スープに牛乳を加えるとポタージュスープのような味わいになります。