猛烈な暑さにみまわれた夏もようやく終わり、季節は食欲の秋へ。 夏の疲れをいやしながら、体を内側から温めていきましょう。ニンジンやゴボウなど根菜類をゆっくり煮込んでいただきます。まずはニンジンのピューレ。ゆでてミキサーにかけるだけですが、その甘さに思わずほほもゆるみます。仕上がりの色も鮮やかなオレンジで、キッチンもすっかり秋の装いです。 ニンジンピューレを使ったプリンや、先に紹介した玉ねぎピューレと合わせたスープもできますので、これも多めに作ることをおすすめします。 |
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ニンジン 3−4本(500g〜1s) 塩 ひとつまみ ローリエ 1枚
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@ ニンジンは皮をむいて厚さ1p程度のイチョウ切りにします。 |
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A 厚手の鍋にニンジンを入れ、水をひたひたになるぐらいに注ぎます。ローリエと塩も 入れて落としぶたをし、さらに鍋のふたをして火にかけます。 沸騰したら、弱火にしてやわらかくなるまで煮ます(20分間程度)。 煮ている途中でニンジンが焦げていないか確認してください。もし、早い段階で水が なくなったきたら、水を少し足してください。 |
ちょっと一休み… でも、ニンジン焦がさないでね。 |
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B ニンジンを1、2片取り出し、かんでみて柔らかいと感じたら、鍋のふたを取ります。 中火〜強火にして水がほぼなくなるまで煮詰めます。ローリエを取り出し、シャモジ で軽くつぶします。 火を止め、粗熱が取れるまで10分間ほどそのまま冷ましましょう。 |
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C Bをミキサーに入れてかくはんします。 ニンジンの量が多い場合は、2、3回に分けてミキサーで混ぜます。 ニンジンのかたまりが多く、ミキサーが回らない場合は、大さじ1杯程度の水を加 えます。 |
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D なめらかになったら器に盛り付けて完成です。 ピューレの上に生クリームをたらしてそのままいただくのがオススメです。口当たり がなめらかになります。 |
●ニンジンのピューレも冷凍できます。小分けパックに詰めて冷凍すれば1カ月は保存できます。味付けをしていないので、 長持ちします。使いたい時に、自然解凍か電子レンジでチンするといいでしょう。 冷凍の場合は、一度加熱するとなめらかさが戻ります。 ●ニンジンに火を通す際に、水気がなくなるまでニンジンを煮詰めることでニンジンの味をぎゅっと閉じ込めます。 この時、味が濃くなるので、最初に塩を入れすぎないようにしましょう。 ●ニンジンを煮込む際に、ハチミツ、シナモン、オレンジの皮、レモンのスライスなどを加えると、様々な風味のピューレ ができます。いずれもほんの少しだけ(ひとつまみ)加えるのがコツです。ピューレにしてから、砂糖を少し加えて甘みを 出してもいいです。 |
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ニンジンのプリン ニンジンのピューレに卵、牛乳などを混ぜて蒸すだけの簡単デザートです。 ニンジンのピューレ 150g 牛乳 70cc 卵 1個 砂糖 大さじ2杯 バニラエッセンス 少々 (あれば生クリーム) 20cc @すべての材料を混ぜて、器にながしこみます。 A蒸し器に入れて、80〜85℃で蒸し上げます。 仕上げにカラメルソースをかければ完成です。 |