「歯ごたえがあってかたい」「繊維質がどうも苦手」。 治療中のがん患者さんや、高齢者の方からレンコンの食感などが苦手という声を 聞きます。シャキシャキしているのが特徴のレンコンですが、刻んでもすりおろしても ざらざらした舌触りは残ってしまいますね。コトコト煮込んで、ピューレにする方法を試してください。 レンコンを軟らかくするには、厚めの輪切りにし、じっくり火を通すのが一番いい方法です。 輪切りにした時の穴が「先が見える」と言われ、開運の象徴として祝ごとには欠かせないレンコン。 和風だしの飽きない味付けで、年間を通じていつでもおいしく味わえます。 |
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レンコン 3節程度 だし汁 250cc〜300cc(レンコンを鍋に入れた時にひたひたになる程度) しょうゆ、ポン酢など お好み
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@ レンコンを厚さ2cm〜2.5p程度の厚さのイチョウ切りにします。切ったらすぐに酢 水にさらしてアクを抜きます。 |
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A 鍋にレンコンを入れて、ひたひたになる程度のだし汁(かつお、こんぶ出汁)を注ぎ、 火にかけます。沸騰してきたら、火を弱め、あくを取り除きます。落としフタをし、さらに 鍋のフタをして、コトコトと一時間程度煮ます。 |
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B レンコンを菜箸などでつついて、軟らかくなっていたら、火を止めます。粗熱を取っ てミキサーに移します。スイッチを入れてかくはんします。ミキサーが回らない場合 は、鍋に残った水分を少しずつ加えてスムーズに回るようにします。 |
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C 滑らかにかくはんされたら、盛り付けて完成です。お好みで、しょうゆやポン酢をた らして味つけします。 白いご飯にのせたり、おかゆに混ぜるてもおいしいです。 レンコンのピューレをだし汁に溶かし、塩、酒、しょうゆなどで味をつけて、 「すりながし汁」風にしても活用できます。 酢や砂糖を少量加えて味をなじませ、正月料理の「酢バス」風にするとさっぱ りした味になります。冷たくして召し上がってみてください。 |
●レンコンのビタミンCは熱を加えても壊れにくいので、ピューレにしてたっぷりいただきましょう。 |
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