第7回

 




 急に季節は秋まっただ中へ。あったかいお料理が恋しくなってきました。
今回は、先に紹介したニンジンとタマネギのピューレを使ったスープを紹介します。
ピューレを好きな分量ずつお鍋に入れて、好みの味付けで温めるだけですが、なんともおいしく、体の芯からほかほかとあたたまります。

 ご家族みんなで召し上がっていただけます。
 秋の夜長、眠れない夜に本のページをめくりながら味わうのもいいかもしれませんね。

ニンジン玉ねぎスープタイトル写真 

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 材料

ニンジンのピューレ       100g
タマネギのピューレ       100g
(ニンジンとタマネギのピューレの分量はお好みで、全体として200g程度になれば良い)
                   
バター                  5g
(脂肪分を控え目にしている場合は入れなくてもいいです)

チキンブイヨンスープかチキンコンソメスープ  200cc
(市販の固形スープの素を使ってもOK。スープ150cc+牛乳50ccでも良い)

ローリエ                1枚
生クリーム              あればお好みの量で。

  

鍋とおたま 

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作り方

① ニンジンと玉ねぎのピューレとコンソメスープを鍋に入れて火にかけます。
   ローリエとバターも加えます。

 

② ゆっくりかき混ぜながら、牛乳や生クリームなどを加えていきます。
 

 ニンジンスープ鍋

 ③ 器に盛り付けて完成です。
   スープの上に生クリームなどをすこし垂らすなど盛り付けも工夫してくださいね。

 ニンジンスープイメージ
できたてをどうぞ!

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ワンスプーンボタンワンスプーンメモ

   ●ピューレの状態ではほとんど味をつけていないので、スープにする際にその日の体調や、食べたい好みの温度(冷た
     いスープか温かいスープか)などに合わせて、牛乳や生クリームの量を調整して味をつけてください。


   ニンジンは英語でキャロット。カロテンが語源です。カロテンがたくさん含まれ、体内でビタミンAとなって皮膚や粘膜を健
   康に保ち、免疫力アップにもつながるそうです。ニンジンが苦手というお子様も、タマネギの甘みが加わったピューレスー
   プならすんなり食べられるという声も聞きますよ。



                         
千葉市はニンジンの一大生産地

   もうひとつ、ニンジンのお話。千葉市は実はニンジンの生産でも有名で、野菜の収穫量でいうと市内では一番たくさんと
   れる野菜なのです。春夏ニンジンと秋冬ニンジンの2タイプがあり、これからの秋冬の季節は、若葉区や緑区を中心に
   栽培された露地もののニンジンが多く出回ります。地元でできた旬のものを地元で味わう「地産地消」ブーム(千葉では
   「千産千消」!)でもありますので、甘みたっぷりのニンジンをたくさん味わってください。


                           ニンジン