【連載・チーバくんのがん情報局】①チーバくん登場! 「がん」と言われて「ガーン…」

連載・チーバくんのがん情報局が始まります
がん対策基本法施行記念
がん医療の今を分かりやすくお伝えします
①チーバくん登場! 「がん」と言われて「ガーン…」

チーバくん:こんにちは!名前は「チーバくん」っていうんだ。みんな、知っているかな?2010年に千葉県で開かれる千葉国体のマスコットキャラクターなんだよ。かわいいでしょ~。食べることが大好きなんだ。

よもやま博士:おやおやチーバくん。こんなところにいたのかね。読者のみなさん、失礼いたしました。私は四方山研究所のよもやまです。世の中のこと何でもじっくり調査するのが私の仕事です。みんなには「博士」って呼ばれています。どうぞ、よろしく。

チーバくんは、私の一番弟子なんじゃ。まあ、いたずら好きなんだが…好奇心は旺盛でね。

チーバくん:ねえ、自己紹介はそれくらいにして博士。ところで、今日はいったいどうしたんですか?

「がん」と言われて「がーん」

よもやま博士:オッホン。そうじゃった。今日は一つまじめな話だ。チーバくん、もし君が「がん」と言われたらどうする?

チーバくん:がん…だった?病気の?…「がーーん」

よもやま博士:こらこら、ダジャレ遊びをしているんじゃないよ。

チーバくん:ダジャレじゃないよ、博士。本当のことだよ。「君はがんだ」って告げられたら、だれだって最初は何も考えられないよ。頭の中が真っ白になるだけ。どこの病院で、どんな治療や検査を受け手、手術はどうする?薬は?治療費はどのくらい?家族はどうする?仕事はどうしよう?いろんな不安が次々と頭を駆け巡ると思うよ。

ガンシンリョウレンケイキョテンビョウイン

よもやま博士:確かにそうじゃな。でも、そのような不安や悩みを全部ひっくるめて受け止めてくれるところがあるんじゃよ。がん治療を全面的にサポートしてくれるところじゃよ。まだ指定されたばかりなんだが、「がん診療連携拠点病院」というところじゃよ。

チーバくん:ガンシンリョウレンケイキョテンビョウイン?なんだか難しそうな名前だね。そんな心強い病院、いったいどこにあるの?

よもやま博士:千葉県内では、まず13カ所の拠点病院を指定したんだよ。(平成20年10月時点)

※令和2年4月1日現在、都道府県がん診療連携拠点病院1施設、地域がん診療連携拠点病院12施設(千葉大学医学部附属病院は特定機能病院の承認も受けています。)、地域がん診療病院1施設、国の中核的機関であるがん診療連携拠点病院(国立研究開発法人国立がん研究センター東病院)、高度先進医療機関(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 QST病院(旧 放射線医学総合研究所病院))等と連携を図りながら県内各地域のがん医療を支えています。(千葉県ホームページより)

千葉県ホームページ:がん診療連携拠点病院等のページ

がん診療連携拠点病院について、次回詳しくお話するとしよう。