【先端がん医療】平成20年度「先端がん医療研究」助成 助成対象者決定
8件の研究に助成
「先端がん医療」研究助成は、がんその他悪性新生物に関する研究活動を積極的に行う個人や団体に対して、その活動を支援する事業として今年度創設しました。今年は応募申請があった中から審査し、8件の研究に助成することが決定しました。医療者から患者団体まで幅広い分野の研究から申請をいただきました。ありがとうございました。
以下、平成20年度「先端がん医療研究」助成対象となった研究テーマと研究者氏名を記載します。(敬称略)
- 「がん患者の生き方支援」
五十嵐 昭子(支えあう会「α」事務局長) - 「癌特異抗原ペプチドワクチン療法の標準化を目指した臨床試験」
中面 哲也(国立がんセンター東病院 臨床開発センター がん治療開発部 機能再生室) - 「 Real-time PCR法を用いた大腸癌におけるToll-like receptors (TLRs)発現の検討」
二本柳 康博(東邦大学医療センター佐倉病院外科) - 「平成20年度患者と家族の研究基金活動報告」
杉山 和義(順天堂大学浦安病院・外科準教授) - 「悪性神経膠腫罹患患者の生命予後と QOL 維持の両立を目指した、テーラーメイド治療の構築」
井内 俊彦(千葉県がんセンター 脳神経外科) - 「子宮頸部細胞診における「異型扁平上皮細胞(ASC)」の特徴とHPV感染との関連について」
田中 尚武(千葉県がんセンター 婦人科) - 「卵巣癌に対する千葉大学婦人科の治療戦略」
加藤 一喜(千葉大学医学部 婦人科) - 「ヒトがん細胞におけるミトコンドリアDNA変異の検出と同変異の転移能に及ぼす影響の検討」
越川 信子(千葉県がんセンター研究局)
年度内には、研究実績をまとめていただき、実績報告会を開催する予定です。よろしくお願いいたします。