1)がんを受け止める
癌を告知された時の患者の心理: ショック、怒り、疑問、否定、悲しみ
がんから逃げない。
それらを乗り越えて、がんという事実を認めたところからがん患者としてスタートする。
2)がんを知る(がんについて勉強する)
がんについての情報を得る: (がんについて何も知らないから、怖い)
情報源: がん関連の本、雑誌、体験記、新聞、インターネット (情報の選択)
がん対策情報センター(国立がんセンター)
患者会主催の講演会、勉強会。 がん関連講演会(信頼のおける情報)
3)がん友達を作る
患者会へ参加する。がんサロンを活用する。辛いのは自分ひとりではない。
共通の体験による共感。 孤独感、うつ状態の改善。
4)自分が主治医になる
自分の身体について主体性をもつ。 人(医師や看護師)まかせにしない。
自分のカルテを作る(データーを集める)
自分で治療方針の決定ができるように。(治療法、病院の選択、終末期をどう過ごすか)
5) 目標を持って生きる(夢を持って生きる)
仕事を続けること。自分のするべき事を継続する。自分が一番したいことをする。
今日、今月、今年、5年後、10年後の目標を持つ
6)決してあきらめない(のぞみを持ち続ける)
がん=死ではない。再発=死ではない。
余命宣告は必要か。余命は単なるデーター上の推測に過ぎない。
7)人生を生きなおす
誰にも死は訪れる。がんになり死を自覚した時に、新しい価値観が生まれる。
それまで気付いていなかった幸せを実感。生きている幸せ、あたり前の有難さ。
新しい人生を生きなおす。 (一日一日を大切に生きる)