がんサロン「ここにおいでよ」を開催
      船橋市中央公民館にて地域開放型サロン


     NPO法人 千葉・在宅ケア市民ネットワークピュア                   代表 藤田 敦子


 


 

概要

①船橋市中央公民館  月一回月曜日 午前10時~11時半
  がんサロン「ここにおいでよ」を開催。
  毎回約15名の参加

  ≪サロンの様子≫
  がん検診前の方が精検になったのをきっかけに訪れ、その後も継続的に参加されることもあった。多重がん、
  再発がんの患者さんも多い。ご家族では、抗がん剤治療中や末期がんの状態で在宅療養に切り替えた方が、
  患者さんの気持ちや情報がほしいということで参加されている。また、東京都内の病院で治療を続けている患者
  さんが、地元ともつながりたい、地元の情報もほしいとして参加されるケースもある。

  地域新聞、ふなばし朝日、千葉日報、雑誌「緩和ケア」などで紹介された。
  船橋市医療センター相談支援センターからの視察もあった。

  タオル帽子やたわしの制作活動も行った。東日本大震災の被災地にタオル帽子を届けることができ、制作する
  患者さんの生きるエネルギーにもつながった。

②船橋市医療センター緩和ケア病棟 
  月一回季節の飾りつけを実施した。
  飾りつけをしていると緩和ケア病棟に入院されている患者さんやご家族も一緒に飾りつけに参加していただける
  こともあった。

  12月にはクリスマスコンサートを開催した。ベッドで寝た切りの状態の患者さんが看護師さんに連れられて参加さ
  れ、酸素マスクをしながらも一緒に歌を歌った。コンサートの後、ティーサロンを開いて交流の時間を持った。
  コンサートの音楽は、各個室にも聞こえていたようだった。看護師長から、クリスマス以外にも緩和ケアでイベント
  を開いてほしいと依頼された。今後も継続してイベントに協力したい。


③「傾聴」をテーマに講習会を開