がん治療を続けてきた患者さまのご遺族から当NPO法人に寄せられた寄付金等を活用してH23年4月に「骨・軟部腫瘍研究基金」を創設しました。主に、骨肉腫などの基礎・臨床研究を進めていきます。

 引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。



  
 


基金設立の経緯と研究の記録

創設の経緯
 千葉県がんセンターで治療を続けてきた雨宮良貴様、ご家族からの寄付金をきっかけに立ち上げました。

骨肉腫の研究
 千葉県がんセンター整形外科・岩田慎太郎先生
 「骨肉腫の腫瘍マーカー確立と遺伝子解析」の研究をご紹介します。


 

・H28年5月     ・千葉県がんセンター整形外科の岩田先生より、最近のトピックについてレポートをいただきま
             した。小児や若者の骨に発生する「ユーイング肉腫」をテーマに書いていただきました。
             レポート


・H27年7月7日  ・千葉県がんセンター整形外科の岩田先生より、「骨・軟部腫瘍研究基金」研究プロジェクトに
            ついてリポートをいただきました。骨軟部腫瘍に関わるさまざまなアプローチを続けている研究を
            分かりやすく紹介しています。詳細

            ・岩田先生方の研究が論文として発表されました。
            「Olgip-Recurrence of Osteosarcoma Patients: Treatment Strategies for Pulmonary Metastases」


・H26年10月3日 千葉県四街道市の正木良材様(雨宮良貴様の祖父)より寄付をいただきました。(20万円)
            当法人では、骨肉腫治療のための研究に役立てる目的で基金に繰り入れました。
                                  
            10月3日は亡くなられた雨宮良貴様のお誕生日で、今年は20歳を迎える年だったとのこと。
            ご家族で成人祝いを会を開かれたそうです。その記念の日に寄付をいただきました。
            正木様から、「社会に貢献できる人になりたい」という良貴様の願いを少しでも叶えてあげら
            れたら嬉しいとメッセージをいただきました。ご家族の思いが良貴様にも届きますように…。


・H26年5月  千葉県がんセンター整形外科の骨肉腫研究が米国小児がん学会などが主導する国際共同研究に
          参加することになりました。当法人の骨・軟部腫瘍研究基金もこの研究に支援・協力をしています。
          
          岩田先生より報告のリポートです。 詳細
          小児がんゲノム研究プロジェクト


・H25年11月 千葉県市川市の野村孝豪様より寄付をいただきました。
          当法人では、骨肉腫治療の研究に役立てる目的で基金に繰り入れました。


・H25年6月 千葉県がんセンター整形外科・岩田先生に研究の概要、進捗などを分かりやすくリポートして
         いただきました。 
         「ゲノム解析による骨肉腫患者の化学療法感受性予測システムの構築
          ―私に効くのはどのお薬?」 詳細


・H25年3月 雨宮様より寄付をいただきました。(10万円)
         当法人では、継続中の骨肉腫治療の研究に役立てる目的で基金に繰り入れました。


・H24年10月 岩田先生の研究結果が論文として発表されました。 論文タイトル
          Efficacy of carbon-iron radiotherapy and high-dose chemotherapy for patients with
          unresectable Ewing's sarcoma family of tumors


・H24年2月 山梨県甲府市の小林幸司様より寄付をいただきました。(10万円) 
        当法人では基金に繰り入れ、骨肉腫等の治療の研究に役立てていきたいと考えております。