千葉県がんセンター研修医の先生方に黒木登志夫先生の新刊「知的文章術入門」を贈呈

論文執筆、患者さんへの説明、病歴サマリー記載などで役立てて
千葉県がんセンターの研修医に寄贈
黒木登志夫氏の新刊、「知的文章術入門」

NPO法人医療・福祉ネットワーク千葉は、千葉県がんセンターで研さんを積む臨床研修医に、黒木登志夫氏の新刊「知的文章術入門」(岩波新書)25冊を寄贈しました。3月3日に千葉県がんセンターにて、寄贈式を行いました。竜崇正理事長は、「文章の書き方は論文を書く時だけはなく、診断をする際の指針、患者さんへの分かりやすい説明、サマリーを書く際にもきっと役に立つので有効に活用してください」とメッセージを贈りました。

黒木先生は日本を代表する医学者でサイエンスライター(日本学術振興会学術システム研究センター顧問、東京大学・岐阜大学の名誉教授)で、がんの基礎研究に携わる中で、300本以上の英文論文を執筆してきました。論文執筆の指導や審査にも関わってきた経験をもとに、分かりやすい文章の書き方や情報収集の方法などを一冊にまとめたのが「知的文章術入門」です。これからの活躍が期待される研修医の先生方にぜひ読んでいただきたいと当法人からの寄贈を決めました。