![]() |
冬の季節に重宝するフルーツと言えばリンゴとミカン。特にリンゴは寒い部屋にお いておけば長い間新鮮なまま保存できます。皮をむいてそのまま食べる方法から、ソテーや煮込み料理のほか、パイ、ジュース、ジャムなど様々な調理法でいろいろな味を楽しむことができます。 今回は、白ワインやレモン汁と一緒にゆっくり煮込んだコンポートをピューレ状にしてみましょう。煮ると柔らかくなって食べやすくなる上に、甘みがぐっと増します。固いものをかむのが辛いという方にもおすすめです。リンゴには腸の働きを整えるペクチンが豊富ですし、調理をしてもその効果が変わらず生かされますから消化に良いのです。 日本では江戸時代から食されていたリンゴ。離乳食が始まった赤ちゃんが最初に口にする食べ物の一つですね。そして、有名なあの歌も口ずさみたくなります。甘酸っぱいリンゴの味は私たちを遠い記憶へといざないます…。 ![]() ![]() ![]() ♪♪赤いリンゴにくちびるよせてだまってみている青い空 リンゴはなんにもいわないけれどリンゴの気持ちはよく分かる リンゴかわいや かわいやリンゴ♪♪ |
![]() |
|
![]() |
||
![]() リンゴ 1個(250g) 砂糖 大さじ1 レモン汁 小さじ1 白ワイン 大さじ1〜2杯(水の1/10の量) シナモンパウダー 適宜(お好みで) バニラエッセンス 適宜
|
![]() ![]() |
|
![]() |
![]() @ リンゴは皮をむいてくし型に切り分け、ザクザクと一口大に切り分けます。 |
![]() |
||
A 鍋にリンゴとひたひたの水を入れ、砂糖、レモン汁、白ワイン、シナモンパウダー、バニラエッセンスを加えます。落としブタをしてさらに鍋のふたをして中火にかけ、5〜7分間そのまま煮込みます。途中、アクが浮いてきたら丁寧に取り除きます。水分がほとんどなくなるまで煮詰めると甘みが増します。 |
![]() ![]() |
||
B 火を止めてリンゴの粗熱を取り、ミキサーにかけます。ミキサーが回らない場合は少し水を足してもいいでしょう。器に盛り付けで完成です。 ミキサーにかける前の状態でも十分柔らかいので、リンゴの固形分が残った段階で食べられるという方はこのままパンやヨーグルトに混ぜて召し上がってみてください。 |
![]() |
![]() |
|
![]() ![]() ●リンゴのピューレは冷凍で約1カ月は保存できます。解凍する際、水っぽくなってしまったら、再度鍋に入れて加熱し、水分 を飛ばしてください。 ●ピューレはヨーグルトやアイスクリーム、カステラのソースとしても活用できるほか、紅茶の香りづけとして加えてもいいですね。また、カレーの中に入れて一緒に煮込むとコクが増して隠し味になりますし、豚肉のソテーなどにソースの材料にも加えてみてください。豚肉に、あらかじめ粒マスタードを塗ってから焼くと、リンゴピューレの酸味とのバランスが良くおいしくいただけます。 ご家族が召し上がるお食事にもいろいろ活用できそうです。 ●リンゴは皮をむかずにそのままピューレを作る方法もあります。しっかりした味の赤い色のピューレができます。 皮をむいて作ったピューレの方が甘みは強くなります。 ![]() |
|