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今年は全国的に雪が多く、冷たい雨風が身にしみる日々です。 一日中、家にこもっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 「巣ごもり」の日は、煮込み料理に最適です。コトコトと鍋を火にかけ、おいしい香り が漂う部屋の中はぜいたくな空間に早変わり。 今回は、煮込み料理にぴったりな「牛肉の白ワイン煮込み」です。 ビーフシチューと同じ調理方法ですが、赤ワインではなく、あっさりとした白ワインを 使ってみました。白ワインの場合は、肉を漬けこんでおく必要がありません。 ピューレ、ムース状にすることで、たっぷり含まれるアミノ酸の消化吸収も良くなりま す。良質のたんぱく質で免疫機能もアップ。牛肉はほかの肉に比べて鉄分を多く含 み、貧血予防にもなります。ただ、脂質も多いのでカロリーが気になる方のために 今回は野菜もたっぷり入れました。ムース状にすると味、量ともに凝縮されるので、 少量でも満足感があります。 少し時間と手間がかかりますが、「とびきりおいしい!」が待っています。 ぜひ挑戦してみてください。 後日、赤ワインを使った牛肉の煮込みもご紹介する予定です。 |
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![]() 牛肉(すね肉や肩肉) 500g ニンニク 10g セロリ(白いところ) 30g ニンジン 150g 玉ねぎ 200g 白ワイン 250cc トマトホール缶 1缶(トマトピューレでもOK) 鶏のブイヨンスープ 5カップ(洋風・固形チキンスープの素を溶かしてもよい) 具材がひたひたに見え隠れするぐらいの量 ローリエ 1枚 塩、こしょう 少々 サラダ油 少々 ![]() や肩肉をお勧めします。煮込むほどにやわらかく風味も良くなります。 価格も安価で手に入れやすいのではないでしょうか。 |
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![]() @ 牛肉、野菜類は一口大に切り分ける。 フライパンにサラダ油をひき、ニンニクを熱して香りを出します。野菜類を 加えて炒めます。玉ねぎに透明感が出てくるまで火を通してください。 炒めた野菜類を煮込み用のお鍋に移します。 |
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A 続いて@のフライパンで牛肉を炒めます。 肉の表面に焼き色がついてきたら、白ワインを注いで火力を強め、アルコール分を 飛ばします。肉も野菜を入れた鍋にすべて移します。 ![]() |
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B 鍋を中火にかけながら、ホールトマト缶のトマトを手に潰しながら加えていきます。 種などが気になるようでしたら取り除いてください。 |
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C ブイヨンスープ、ローリエ、塩こしょうを入れて煮込み始めます。水分が沸騰したら、 あくをきれいに取り除いてから落としブタをし、弱火で一時間程度コトコトと煮込み ます。 ![]() 鍋の底が焦げていることがありますから“火の用心”で。 |
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D Cの中身が軟らかくなったら、火を止めます。![]() な方は、そのままお召し上がりください。(ご家族など) ![]() 粗熱をとって、汁を除いた具のみをおたま2杯分をミキサーに移し、かくはんします。 回らない場合は、水分を大さじ1杯ずつ加えながらかくはんします。なめらかになっ たら完成です。 お好みで生クリームなどをたらしてお召し上がりください。 |
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![]() ![]() ●野菜や肉を炒めるときは、サラダ油を使ってもOKですが、牛脂と牛すじを炒めて 溶けだした油を使うと、牛肉のうまみが加わりさらに風味が良くなります。 ●冷凍もできるので、少量ずつ小分けして保存すると良いですね。解凍する場合は、 肉類ですので、かならず電子レンジなどで80度以上になるよう温めてから召し上 がってください。 |
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