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映画でも、テレビドラマでも主演俳優より共演者に魅かれてしまうことはありませんか? 名脇役の存在があるからこそ主役も引き立つというもの。 今回ご紹介する玉ねぎのピューレは、「ケアフード」でこれから登場するどの野菜、魚、肉とも相性がよく、その素材のうまみを引き出す上でなくてはならない“名脇役”です。もちろん、このピューレ単品でも上品な甘みたっぷりの味わいを楽しめますので、ぜひ作ってみてください。 |
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![]() 玉ねぎ 2、3個 (500g程度) バター(できれば無塩バター) 25g ローリエ 1枚 塩 少々 ![]() 調理する前は「たくさんだなぁ」と思っても、出来上がりはうまみが凝縮されて かさが大幅に減ります。スープに使ったり、冷凍保存などをする場合は多めに (玉ねぎ6個、1s程度)用意してもいいでしょう。
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![]() @ 玉ねぎの皮をむいて、幅1p程度のざく切りにします。 ![]() の味が生かしきれませんので、大きく切り分けてください。。 |
![]() ザクザクっと・・・リズミカルに 切りましょう! |
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A 玉ねぎを鍋に入れて、バターとローリエも加えて弱火で煮ます。バターが溶けてきた ら、一度全体をかきまぜます。落としブタをし、さらになべのふたをして、コンロの一 番弱い火で15〜20分間煮込みます。(水はいっさい入れなくても玉ねぎから自然 に水分が出てきますよ)。 最初の5分間ぐらい煮込んだ段階で、一度なべをのぞいて全体をかき回してください。 煮込み始めは玉ねぎの水分が出ずに焦げてしまう可能性があるので、しばらく混ぜ ながら様子をみてください。 |
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B 玉ねぎからの水分が十分に出てしっとりとしたら、火を止めます。そのまま10 分間程度冷まします。ローリエは取り出しておきます。 熱いままミキサーに入れるとミキサーの容器が割れてしまう可能性があるので気を つけてください。 |
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C 粗熱が取れたら、玉ねぎだけを取り出してミキサーに移します。玉ねぎだけだとミキ サーが良く回らないので、鍋に残った水分を少しずつすくってミキサーに加えスムー ズにかくはんできるようにします。お好みで塩を加えて味を整えます。 最初はミキサーが空回りすることもありますが、菜ばしなどで中味をかき回し、数回 に分けてスイッチを入れるとだんだんなめらかになってきます。 鍋にまだ水分が残っているようでしたら、そのままとろみが出るまで煮詰めてからミキ サーに入れるとさらにコクが出ます。 器に盛り付けて完成です。 お好みで生クリームなどを上にかけてもおいしいです。 |
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![]() ![]() ●玉ねぎのピューレはいろいろなメニューに使えるので、一度にたくさん作って冷凍保存することをおすすめします。 密閉容器に入れて冷凍すれば約1カ月は保存できます。 ●玉ねぎのにおいの成分であるアリシンはブタ肉などに多く含まれるビタミンB1の吸収を助けます。新陳代謝や疲労回復 にも効果がありますよ。 |
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![]() このピューレに少し手を加えると茶碗蒸しにも似たデザートになります。 牛乳や生クリーム、卵などをベースに型に流して蒸したり焼いたり したものを‘‘フラン’’といいます。 ![]() 玉ねぎのピューレ 150g 牛乳 70cc 卵 1個 砂糖 大さじ2杯(お好みで加減してください) 生クリーム 20cc(なくても大丈夫です) バニラエッセンス 少々(お好み ![]() @材料をすべてボールで混ぜ合わせる。 A器に流しこみ、蒸し器に入れて茶碗蒸しの要領で約15分間蒸す。 80〜85℃程度で蒸すのがいいでしょう。 |
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