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タラの魚を使った第二弾です。今回は和風味で。 秋冬はお鍋が楽しみな季節。白菜、大根、ネギ・・・・そしてタラなどの魚介類。 具材を食べきった後も、おいしい出汁が残った鍋後にうどんを入れて最後まで味わ い尽くす―。 今回のケアフードは、そんな鍋後のおいしさをイメージしたピューレです。 野菜とタラをくたくたに煮込んで、ミキサーにかける。ふわふわの泡にも思える やさしい食感が特徴です。調味もポン酢やスダチなどさっぱり目がオススメ。 治療中の患者さんや高齢者の方から、「タラの煮込んだぐらいの固さなら食べられる 、飲みこめるんだけど・・・」というお話を良く聞きます。もともと離乳食の初期にも扱う 軟らかいお魚ですが、先に紹介したミルク煮、今回の出汁の風味をほどよくつけれ ば、よりおいしくたっぷり食べられるかもしれませんね。 では、作ってみましょう。 |
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![]() 塩たらの切り身 3切れ(250g) ※生タラの場合は塩をふってしばらくおきます。 だし汁(昆布、かつお昆布) 2カップ(鍋に具材を入れてひたひたになる程度) 大根 80g程度 白菜(白いところ) 80g程度 ネギ(白いところ) 40g(1/3本程度) ポン酢、すだち、しょうがのすりおろしや絞り汁 お好みで少々 ※仕上がりの色合いを白にするため、野菜類は白い部分を使っていますが、もちろん 他も入れてOKです。量もお好みで増やしてもいいです。
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![]() @ 塩タラの皮と骨(ある場合は)を取り除き、1切れを3等分程度に切り分けます。 骨は指で押して残っていないか確認してください。 野菜類もイチョウ切りなど一口大に切っておきます。 |
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A 深めのお鍋に@の具材を入れて、だし汁をひたひたになる程度(2カップ)に注ぎます。 10〜15分間、コトコトと弱火で煮ます。時々かき混ぜて、まんべんなく火が通るよ うにします。 |
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B 大根や白菜が透き通って軟らかくなったら、火を止めます。 この段階で、そのまま器に入れて召し上がっても十分軟らかいです。 粗熱を取って、具材だけミキサーに移し、スイッチをON。 滑らかに回らなかったら、お鍋に残った汁を大さじ1杯ずつ加えていきます。 スムーズにかくはんできたら、完成です。 お好みでポン酢やスダチ、しょうがのおろし汁を少々かけてお召し上がりください。 ![]() ↑ミキサーにかける前でも十分軟らかいです |
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![]() ●タラの出汁煮ピューレをお粥ゆにかける方法をおすすめです。味がついているので、 白米だけで炊いたシンプルなお粥にもピッタリ。生臭さも感じずにいただけます。 ノリや昆布のピューレ(後日紹介します)を添えてもいいですね。ごちそうになります。 ●この出汁煮の手法で、ブリやサケなどこの季節のお魚でもおいしく仕上がります。 途中煮込む際にアクを取り除いてください。 |
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