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鶏肉のピューレ(第12回のレシピ)を作った際に残った、鶏肉の煮汁を使ったレシピを紹介します。今回は鶏肉のうまみを存分に生かしたシンプルな雑炊です。残りもののご飯、茶碗一杯分もあれば簡単にできますので、ちょっとお腹がすいた時にもピッタリのメニューですよ。 雑炊の味を引き立てるひじきのソースも応用編でお伝えします。 この鶏肉のスープはフランス語では「ブイヨン」といいます。フランス料理ではもっとも基本的な「だし汁」で、スープやソースなどのベースとして使います。いろいろなハーブや野菜も一緒に煮込んで作る法もありますが、だし汁をいちから作るには時間と労力もかかります。鶏肉や豚肉などのピューレを作るついでに残った煮汁を使うという“楽ちん”な発想で活用してみてください。意外なほどいろいろなバリエーションのお料理が作れます。 |
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![]() 鶏肉のスープ(鶏肉の煮汁) 1カップ 水 1〜1.5カップ ご飯 茶碗1〜2杯 しょうゆ 適宜 塩 適宜 生姜のすりおろし 適宜
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![]() @ 鍋に鶏肉に煮汁を入れます。冷凍保存していた場合は、電子レンジなどで少し解凍 してから鍋に移しても構いません。一度煮立てたら味見をしてみます。濃いと感じた ら水を少しずつたしていきましょう。 ![]() あまり感じないと思いますが、もし、鶏肉のにおいが強く感じた場合は、かつお 出汁などを混ぜてみてください。風味が良くなります。 |
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A 茶碗一杯のご飯を用意します。ご飯をお鍋に入れてしばらく煮込みます。 この段階でもご飯が十分柔らかくなり、トロミもついて食べやすくなります 今回はミキサーにかける方法も紹介します。 ミキサーでかくはんする前に鍋の火を止めてそのまま冷まします。 ![]() 余計なぬめりがとれます。 |
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B 鍋の中のご飯をおたまですくってミキサーに移します。このままではミキサーが回ら ないので、回るまで鍋に残ったスープを少しずつミキサーの中に加えていきましょう。 滑らかなピューレ状になったら、再度お鍋に戻して温めます。 お好みでしょうゆや塩を加えて味を整えます。しょうがのすりおろしを加えてもいいで しょう。 器に盛り付けて完成です。 寒いこの季節、鶏雑炊は体もあたたまりますし、食欲のない時にもおすすめです。 ![]() |
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![]() ひじきだけを使ったピューレの作り方を紹介しますが、常備菜として 作るニンジンなどの入ったひじきの煮ものをそのまま活用してもいい ですよ。 ![]() ひじき 100g (乾燥したものを水で戻したもの。ドライパックなどでもOKです。) だし汁 1/2カップ 酒 少々 サラダ油 大さじ1/2 ![]() @お鍋にサラダ油をひき、ひじきを入れ軽く炒めます。 A酒、だし汁を加えてしばらく煮込み、煮汁がほぼなくなるまで煮詰めます。 B冷ましてからミキサーに投入。このままではミキサーが回らないので、だし汁か水を 少しずつ加えてかくはんします。滑らかになったら完成です。 あつあつの鶏雑炊にかけていただくと、ほんのり磯の香りが感じられます。 鶏雑炊に添えるソースとしては、のりのつくだ煮(びん詰めなど)も合います。 ![]() ![]() |
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