![]() 浴衣、茶道など日本文化も披露 医療支援から草の根の文化交流まで 「ボリビアー日本の友好に少しでも役に立ちたい」 公立芽室病院(北海道) 内科医 唐沢 直子 シンポジウムでの発表内容 「メタボリック症候群の特定健診について」 |
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2年前に初めてこのシンポジウムに参加させていただき、今回は2回目のボリビア行きでした。ボリビアは日本からはちょうど地球の裏側に当たります。今回ボリビアに行くにはアメリカを経由して飛行機の時間だけでも20時間、待ち合わせを含むと24時間の旅でした。 |
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浴衣とお茶で「おもてなし」。現地で有名人になった!? パーティーには浴衣を着て参加しました。同行の竜先生と斉藤さんにも浴衣を持ってきてもらうよう話してありました。3人で浴衣を着たので印象も強かったらしく大変好評でした。また浴衣も日本から持っていき現地の女性に着せてあげたりもしました。その方はスクレの医学生でしたがスタイルもよく、きれいな子だったので若々しいピンクの浴衣が映えること!これまた大変好評でした。 |
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また、ある日のチョコレート屋さんでのひと時。学会が開催されたスクレという町はチョコレートが有名なのでみんなでお土産に買いに行きました。そうしたら店員のおばちゃんが私に「日本のDrですか。私はあなたを知っている」と言うのです。え?と思いましたら「昨日着物を着てここを通ったでしょ」ですって。日本からたくさんの医療関係者が来ていることは新聞に出ていたようです。更に着物(浴衣ですが)を着て店の前を通ったのだからよほど印象深かったのでしょうね。そのお店では話題になっていたらしく一時話がはずみ民間のささやかな国際交流ができました。 私にとって異文化は大変魅力的です。2年前、誘われて知らない国に行ってみたい・・・その気持ちだけで参加したシンポジウムでしたが私もボリビアと日本の友好のためにできることを何かしたい、と思うようになり今回は日本文化の一端を披露した次第です。 |
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もちろんシンポジウムには演題を出しつたない話をさせていただきました。 でも今回一番印象に残っているのは浴衣やお茶を、ボリビアの人たちが大変喜んでくれたことです。 |
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