【東日本大震災・医療支援】増山レポート➁ 妊産婦や乳幼児を抱える母親の避難所生活について。劣悪な環境、周囲への遠慮…本来は「守られるべき存在」であることの再認識を。
東日本大震災では多くの人が避難所生活を続けています。まだまだ寒さが残り、物資も十分とは言えない中、妊娠中や、小さな子供を抱えたお母さんたちも頑張っています。清潔とは言い難い環境でもあり、プライバシーが守られないこともあります。赤ちゃんの元気な泣き声や無邪気な歌声、はしゃぐ声も、時に非難や叱責を受けることも。そんなお母さんたちの現状をNPO法人医療・福祉ネットワーク千葉監事の増山茂先生(東京医科大学兼任教授、ふじみクリニック非常勤医師)がレポートします。