【先端がん医療】令和元年度「先端がん医療研究」助成金 助成対象研究を決定
6件の研究に助成
「先端がん医療」研究助成は、がんその他の悪性新生物に関する研究活動を積極的に行う個人や団体に対して、その活動を支援する事業です。
今年は、22件の申請をいただきました。過去最多です。基金運営委員による厳正な審査の結果、6件に絞り込み、助成することといたしました。多数を応募ありがとうございました。どれも素晴らしい研究内容で、優劣がつけ難く、審査、選択に苦慮いたしました。
これまでの助成回数なども鑑み、新規研究に譲ったものもございます。今回助成とならなかった研究の方も、来年度もぜひ申請いただけますようお願いいたします。ご応募をお待ちしております。
以下、令和元年度「先端がん医療」研究助成の対象研究テーマと研究者氏名を記載します。(敬称略)
- 「KYT-0284を用いたBNCT治療に伴う副作用軽減方の開発」
安西 尚彦(千葉大学医学研究院薬理学) - 「骨肉腫の化学療法抵抗性におけるApoptosis signal-regulating kinase 1 (ASK1)の分子機序解明と新規治療薬の探索」
木下 英幸(千葉県がんセンター整形外科) - 「局所進行膵がんのスクリーニング法開発に向けたゲノム解析」
須藤 研太郎(千葉県がんセンター消化器内科) - 「膵臓がんを対象とした治療効果予測、予後予測のためのRadiogenomics理論の創出」
岩立 陽祐(千葉県がんセンター肝胆膵外科) - 「高齢者早期胃がんにおける長期予後予測に向けた術前リスクスコアの考案」
首藤 潔彦(帝京大学ちば総合医療センター外科) - 「骨髄形質細胞の遺伝子発見解析によるALアミロイドシース分子病態解明」
竹田 勇輔(千葉県がんセンター消化器外科)
なお、来年度の当法人総会に合わせて、各研究者の方には研究実績発表をしていただく予定です。
よろしくお願いいたします。