【ステイin千葉を楽しもう! 】第1回 千葉公園の大賀ハスと椿森コムナー植物の生命力を感じ、虹色のかさ見上げて気分UP!
新型コロナで旅行はまだ勇気が出ない…千葉にもこんないいとこあるよ
ステイin千葉を楽しもう企画スタートです
新型コロナウイルスの影響で、患者さん方をはじめ皆さんから「まだ遠出や旅行をする勇気が出ない…」という声を耳にします。かつてないほどの危機感や緊張感の中で、自粛やステイホームを余儀なくされた日々。まだ終息したとは言えない状況で、気持ちを切り替えていくことは容易ではありません。
外の風景は早春から春、夏へと移ろい、木々の緑も濃く、華やかな花が街路や公園、庭を彩っています。少しゆっくりした時間の流れの中で、「お家のまわり、近所にもこんないいところあったんだ!」と地元の魅力に改めて気づいた方も多いのではないでしょうか。そこで、地元の、近場の、千葉のいいところを改めてご紹介し、お散歩、お出かけのきっかけづくりにしたいと思います。
今回は、大西眞澄さんによる千葉公園の大賀ハスとオープンカフェ椿森コムナの紹介です。
第1回 千葉公園の大賀ハスと椿森コムナの傘の森
上を向いて歩こう、下を向いても感動!
大西眞澄さん(当NPO法人常任理事・元千葉県がんセンター看護局長)
梅雨の晴れ間の6月15日に、千葉公園の大賀ハスを見に行ってきました。昭和26年に大賀博士と検見川地元の小中学生らによって発掘されたハスの実3個。そのうち1個が翌年昭和27年7月に花を咲かせ2000年の眠りから目を覚ました世界最古の花「大賀ハス」。
植物の生命のすごさを感じる
「煩悩の泥の中に蓮の花開く」と、凛として生きるイメージが仏教の教えの象徴となっている神秘の花。また、国内外に実や蓮根を分根し栽培され、友好と平和のシンボルとして親しまれている花。今年もたくさんの花を咲かせ、植物の生命のすごさをしみじみと感じてきました。
虹色の傘を見上げると、コロナ禍で沈んだ気分も回復
千葉公園のすぐ近くにツリーハウスのあるカフェ「椿森コムナ」があることを6月14日の新聞で知り、そこにも訪れてみました。赤や青など色とりどりの傘約150本が森の中に飾られ、幻想的な雰囲気を醸し出していました。ツリーハウスにも上ってきました。
企画者の意図は、「目線を上げて、コロナ禍で沈んだ気分を上げてほしい!」とのこと。8月2日まで。7月以降は午後9時まで、夜はライトアップも予定しているそうです。
キッチンカーで販売しているタコミートドッグと辛口のジンジャーエールを飲食しながら、しばらく虹色に彩られた空間を見上げていました。コロナ禍で沈んだ気分も少し回復されたような…。
ちょっとでも、毎日毎日、瞬間を楽しんで感動することがないともったいないなー。一日のなかで一瞬でもいい、そういうことができるように日々暮らしていきたいなーと思っています。新型コロナウイルスによる新しい生活スタイルをと言われております。やっぱり大事にしたいのは、人や社会とのつながり。人々や社会とどうつながっていったらいいかなーと思いながら日々過ごしています。
みなさまはどのように過ごされていますか?