【ステイin千葉を楽しもう!】第10回 千葉市都市緑化植物園part3 カメラワークを意識してフォトジェニックな秋を楽しむ
千葉市都市緑化植物園シリーズ第三弾です。今回は、カメラ撮影の方法に“フォーカス”して楽しむコツをお伝えします。秋ならではの深い色合いに染まる花や葉、木々を見て、思わずスマホや一眼レフを構える方も多いと思います。光のとらえ方、角度、寄り具合などなど、考え出すと迷ってしまいますね。撮影のプロ、写真家の飯田隆志さんの写真とエッセイで、皆さんも気軽にトライできるカメラワークをご紹介します。今年9月半ば、暑かった夏が少し落ち着き、秋の気配を感じられる頃に散策された時の風景をつづっています。
第10回 千葉市都市緑化植物園 part3
「みんなに見せたくなる写真を撮ろう」編
花も葉も、ググっと近寄ってみると…
千葉市は中央区に存在する「千葉市都市緑化植物園」は高速道路に囲まれた場所に在るにもかかわらず、思いの外閑静な植物園で四季を通して樹々や草花が楽しめ、中には人工の渓流と池もあり、広すぎもせず狭すぎもせず散歩にちょうど良い場所だと思います。
かく言う私もよくカメラ片手に散歩に訪れています。「じゃあ、花が好きなのか」って聞かれそうですが、そんなことは無く、ごく一般的に誰でも知っているような花の名前もほとんど分からないほど…興味無いんですよ。「じゃあなんでよく行くのよ」って疑問に思われるでしょうが、実は地元民なので歩いて苦もなく往復できる距離に住んでるってのと、写真撮るに題材が事欠かないからなんですね~。
(だったら花の名前くらい覚えろよって言われそうですが……)
今回は能書きをここまでにして、写真をお楽しみ下さい。
車の入り口横にある歩行者用階段。ここを上り切ると駐車場があり、その奥が入り口となります。
ハイビスカスが真上を向いて咲いていました。ググッと近寄って花柱のみをマクロレンズで。
対象物が小さければマクロレンズでも望遠レンズのような綺麗な後ろボケ写真が撮れます。
真上から狙って模様のように…
わさっとなってる葉っぱをなるべく真上から撮って連続模様っぽく。
蝶々の羽ばたきは、シャッタースピードを上げて撮る
黄花コスモスにアゲハ蝶が来てました。
感度を上げ、シャッタースピードをかなり上げないと羽は止まりませんでした。
夏を名残惜しむ朝顔の表情をとらえる
おそらく今シーズン最後であろう朝顔。鉢植えなんだけどなんか盆栽っぽかったのと、影に隠れて咲いていたのがスポットライト当たってるように見えたのが印象的でした。
そして秋本番へ…
ハロウィンの準備にしては早いような気もしますが、秋が来たんだな~と実感させるカボチャの展示物もお目見え。