【後援事業】2010(平成22)年度 千葉県在宅がん緩和ケアフォーラム「がんでも、住み慣れた地域で安心して過ごせるように

2010(平成22)年度 千葉県在宅がん緩和ケアフォーラム
がんでも、安心して暮らせるまちをめざして
樋野 興夫氏(順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授)
秋山 正子氏(ケアーズ 白十字訪問看護ステーション統括所長)
講演&パネルディスカッション

平成22(2010)年度千葉県在宅がん緩和ケアフォーラムは、2011年2月20日(日)に千葉市文化センター3階アートホール(千葉市中央区)にて開かれました。順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授の樋野興夫氏が「がん哲学外来からみた相談支援のありかた」をテーマに講演しました。樋野さんは、自身が作った「がん哲学外来」について紹介しました。「生きることの根源的な意味を考えようとする患者と、がん細胞の発生と成長に哲学的な意味を見出そうとする病理学者の出会いの場」と表現し、がんという病の意味をとらえ直すきっかけを伝えました。

基調講演は、訪問看護師の秋山正子さんが「このまちで健やかに暮らし、安心して逝くために」と題して講演。患者さんが亡くなるその瞬間まで、いのちに寄り添うケアの在り方について問いかけました。

主催は、千葉県、千葉県がんセンター、NPO法人千葉・在宅ケア市民ネットワークピュア。当法人は後援として関わりました。

平成22年度 千葉県在宅がん緩和ケアフォーラムチラシ