【先端がん医療】令和6年度「先端がん医療研究」助成金 助成対象研究者決定。11件に助成。
11件の研究に助成
「先端がん医療研究」助成事業は、がんその他悪性腫瘍新生物に関する研究活動を積極的に行う個人に対して、その活動を支援する事業です。今年は18件の申請応募がありました。うち新規応募が15件でした。基金運営委員会による審査の結果、11件に対して助成することが決まりました。どれも素晴らしい研究テーマです。
以下、令和6年度「先端がん医療研究」助成対象となったテーマと研究者を記載します。(敬称略)
- 「超音波ドプラ法を用いた術中腸管血流評価に関する探索的臨床研究」
平田 篤史(千葉大学医学部附属病院 食道胃腸外科) - 「ナノポアシーケンサーを用いた希少がんに対する統合病理診断」
牧瀬 尚大(千葉県がんセンター 臨床病理部 ) - 「難治性乳癌制圧のためのオルガノイドライブラリー構築と新規治療戦略の提唱」
上久保 靖彦(千葉県がんセンター 発がん制御研究部) - 「Red dichromatic imagingは内視鏡的粘膜下層剥離術における粘膜層下の視認性の向上性」
石川 翼 (千葉大学医学部付属病院 内視鏡センター) - 「染色体外DNAを介したウイルス関連癌の新規治療戦略の構築」
中川 拓也 (千葉大学 健康疾患オミクスセンター) - 「上部胃癌・食道胃接合部癌の術後早期グレリン様作用薬投与によるホルモン動態と体組成変化の解析」
松本 泰典(千葉大学医学部附属病院 食道胃腸外科) - 「がん薬物療法施行患者における外来栄養食事指導の意義の検証」
菊池 夏希(千葉県がんセンター 栄養科) - 「肺癌をターゲットとしたNKT細胞療法およびAhRアンタゴニスト併用療法の開発」
髙見 真理子(千葉大学大学院医学研究院 免疫細胞医学) - 「患者背景因子スコアをもとにした肺癌縮小手術の予後解析に関する他機関共同研究」
坂入 祐一(千葉県がんセンター 呼吸器外科) - 「ヘリコバクター・ピロリ菌除菌後地図状発赤の遺伝学的分類の確立と除菌後発生胃がんリスク推定への応用」
北川 善康(千葉県がんセンター 内視鏡科) - 「東アジア人に偏在するARID2遺伝子上の一塩基多型と胃がん発症との関連性に関する研究」
下里 修(千葉県がんセンター 精密腫瘍モデル研究室)