【ステイin千葉も楽しもう♪】京葉線で蘇我から約30分、東京都江戸川区の葛西臨海公園。黄昏時のひまわりが誘う、真夏の夜の夢。
今回は、千葉に近い東京都江戸川区の葛西臨海公園を紹介します。JR京葉線で蘇我から30分程度で到着。大きな観覧車と広々とした芝生、ガラスドームの植物園と水族館などが解放感を演出します。開園は平成元(1989)年と35年以上前になりますが、現在も家族のお出かけやデートスポットとしてにぎわいを見せていますね。東京湾の静かな海と空が近く感じられる葛西臨海公園。夏の夕暮れ時の幻想的な様子を写真家・飯田隆志さんの写真とエッセイでご覧ください。
黄昏時の葛西臨海公園
8月の初日に仕事の用事で平和島と赤坂に用がありましてね。せっかく朝から東京方面行くのだし、用事が終わればあとは自由時間。そうなればやる事は一つ、カメラを持ってのお出かけです。赤坂でメインの仕事を終わらせ、日枝神社と隣り合う山王稲荷神社で数年ぶりのモデル撮影(趣味の作品作り)も済ませ、最終目的地の葛西臨海公園を目指します。
葛西臨海公園到着が夜6時過ぎ、夏場なのでまだ明るいです。駅前の噴水が霧が出てるみたいで面白く、スマホとデジタル一眼レフの両方で撮ってみました。ちなみにデジタル一眼レフの方は、雰囲気を出すため暗めに撮って更に色や明るさの細かい調整してます。
立ち並街灯をバックに噴水の水滴を止めてみた。
駅から伸びるまっすぐな太い道の両側に向日葵柄の行燈が並んでおり、それを背景にあしらってみた。
行き着く先にはガラスの展望デッキがあります、ここは一時期工事をしていて入れなかったのです。
葛西桟橋で想像以上の絶景を撮影
展望デッキを抜け葛西渚橋へ。時間的にも夕陽バックで良いんじゃないのと当たりをつけて行ったのですが、想像を遥かに超えて綺麗だった!デジカメとスマホで撮り比べ、見た感じの色は両方の中間くらいかな。色の再現って難しい…。
橋の下から向こう側のビル群が見えるように撮ってみた、今回のお気に入り写真です。
さてちょうど良さそうな時間になったので、向日葵畑の方へ向かいます。到着前からいい感じに見える観覧車と手前に見える向日葵畑に期待が膨らみます。
向日葵畑に到着。時刻は19時、それでもまだ少し夕焼けが残っています。ここからは三脚を使用するので、向日葵畑の中には入らず外周部でアングルを決めて三脚で固定します。周りの迷惑にならないようにと言うのが主な理由でもあるが、三脚に引っ掛かって転ぶ人がいたら大変だし、それが元でカメラを倒されて壊れるのも困る。お互いの安心安全のため、あらかじめ配慮できることはしておこうと常に思っています。あーだこーだと講釈を垂れまして…話が逸れてしまったので元に戻しますね。
先ずは決めていた構図に当てはまる場所があったので三脚を固定。ここもデジタル一眼レフとスマホで撮り比べ。観覧車の色が違うのはカメラのせいじゃなく、観覧車側でカラフルに色を変化させているからですね。
夜空に浮かぶ“光のひまわり”
スマホも三脚に固定して使ってます。同じ位置でカメラを横位置にし、ちょっとアップ目で。
ちょっと場所とアングルを変え広めに撮って向日葵畑っぽさを強調してみます。
スマホで撮ったけど、単にレンズ向けてシャッター押すだけでここまで綺麗に撮れるなんて便利な世の中になったなと思う。少しワイド感が足りないのが難点か…。(ワイドレンズも搭載されているが、あまり発色が良くないので使ってないです)
撮影現場の証拠写真(笑)
これを撮る意味はほぼ無いが、設定を公開するという意味で分かりやすいでしょうか?
長時間露出で光と遊ぶ
次はデジカメで長時間露出で遊んでみた。これも「こう撮る」と決めていた構図です。街灯のハロがいっぱい出たのは想定外で、再考かなと思う。
さらにレンズを替えてアップにしてみた。もはや背景は観覧車とは思えない感じになってしまった…
こう撮りたいってのはほぼ撮れたし、それ以外にも収穫がありそこそこ納得したので帰路に着きます。
駅前広場の足元にも向日葵がきれいに咲いてました。
最後に名残を惜しんで振り返って撮る。また機会があったら来よう。
追記:この時期の撮影は虫除け等の虫刺され対策と熱中症対策は必須です。水分補給は現場で買えない場合もあるので、事前準備はしっかりとしましょう。
今回の撮影で改めて感じたけれど、スマホやデジカメが高性能化してるがやっぱり三脚は有った方が良いと思います。どんなのが良いの?とたまに聞かれるのすが、素材にカーボンを使った軽量コンパクトでしっかりした物、可能ならカメラやスマホにプレートをつけておいてそれごと簡単に付け替えられる(クイックシュー・クイックリリースシステムと言います)物をお勧めしています。