【ステイin千葉も楽しもう♪】柏市のあけぼの山農業公園の盛夏。太陽と8万本のヒマワリから一年分のエネルギーをチャージ!
猛暑に続く猛暑、いかがお過ごしですか。外に出るや否や汗だく&体力消耗の日々ですね。少しでも元気を取り戻したい、そんなあなたにぴったりのチャージスポットをご紹介します。柏市のあけぼの山農業公園です。1.2ヘクタールの広大な土地に8万本のヒマワリが植えられており、7月下旬から見ごろを迎えます。外出は暑いのですが、圧巻のヒマワリ畑に身を置くと元気をいただけます。燦燦と降り注ぐ太陽光とサンフラワーから「気」をもらいに行きませんか。写真家の飯田隆志さんの写真とエッセイでお送りします。
オランダ風車とひまわり畑
夏の風物詩の一つにひまわり畑があって、千葉でも有名なスポットが何箇所かあります。そのうちの一つ佐倉市のふるさと広場には何度か写真撮りに行きましたが、相性が悪いのか何故か満開時に行けないんですよね。今回は場所を変えてみることにしました。選んだ先が柏市のあけぼの山農業公園。ここもコスモスの時期は相性悪く2回ほど外していますので、ひまわりはどうなるか内心は心配でした。
選んだ日は7月後半、学校などは夏休みに入ってすぐの日曜日です。当日は朝から快晴ではないけれど夏らしい日差しの強い日で、混雑も渋滞も予想されるので朝7時に出発しました。懸念してた渋滞もなく、2時間ちょっとで正面門に到着しました。これは、もしかして最速記録かも…。
今までは裏手の布施弁天方面の駐車場を使っていたけれど、正面の方が行きやすいかな?本館横から降りて行き、売店と広場を越して裏門から出て道路をまたぐと風車前花畑が広がります。この段階で一面黄色、丁度満開だったようでテンションが上がりました。
ねぇ、こっちを向いてヒマワリ!
ただねぇ、さすが「向日葵」だけあり、その名の通り朝日が昇る方向いており、みんな風車の方に向いてるのよね…。ひまわりが咲いている中を蓮池の方へと歩く。たまに振り返りながら写真を撮る。丁度いい感じに数本纏まっていたのを、手前にピント合わせて後ろはボカして奥行き感を演出。
まだ開ききってないのもあったり
日に向かうのと日を浴びるのと
日に透かしてビタミンカラー強調したり
仕事に勤しむミツバチを撮ったり
珍しく縦画面、横より奥行きが分かりやすいかと。
ポチポチと写真撮りながら歩いて風車横の蓮池に到着。
花畑と蓮池を区切る木々の間を行き交う人々がいい感じに見えたので、印象派のフランス人画家ジョルジュ・スーラの「グランド・ジャケット島の日曜日の午後」を意識しつつ。
戻る途中見つけた一本だけ抜きんでたヒマワリにフォーカスし、手前をぼかして。
花畑を出る前に振り返って風車とそれに向かうひまわりたち。
ひまわりがみんなこっち向いてたら良いのだけどこればっかりは仕方がない。
さて、花畑を出ると右斜め向かいにさくら山があって、そこには花畑が一望できる展望台がある。そこからの眺めがこちら。
更に広角レンズで花畑全体を入れたのがこちら。
一部見切れてしまったが広さが伝わったでしょうか?
そして撮りたかった構図がこちらです。
これは所有していた一番長い望遠で撮ったのだが、手前の木がお邪魔なのと奥までひまわりが入らなかったので、トリミングしました。
どっちが良いかって?―どっちもいいし、それぞれの好みもあるでしょうね。私個人としては極力シンプルなトリミングした方が好みだし、なんならそこにモデルさんが立っていても良いなと思ったりする。
ひまわり畑も堪能できたので戻ることにします。下調べ段階で気になっていた白百合の滝をスローシャッターで撮る。ここも目的の一つにしていたから、ちゃんと三脚用意しました。
実はアップの方はマクロレンズで撮ってます、カチッとしたピントと解像力はさすがマクロレンズ!
本館横の大きな木の下にあったベンチに惹かれ1枚。
帰り道途中、道の駅しょうなんに寄り道。なかなかに面白い建物で私的には撮り甲斐ありました。
実はここにもうひとつのお目当てがありましてね。それがこちら人蔘・蕪のジェラードと枝豆のアイスです。
3人で行ったのでそれぞれ一個づつ買ってそれぞれ味見する。意外と蕪のジェラードが美味しかったです。