2022.4.29 竜崇正理事長が、春の叙勲で「瑞宝小綬章」を受章―新しい医療を切り開き、患者さんにとことん寄り添う

元千葉県がんセンター長で、現在は浦安ふじみクリニックの院長、NPO法人医療・福祉ネットワーク千葉理事長を務める竜崇正理事長が、春の叙勲で「瑞宝小綬章」を受章しました。5月9日には千葉県庁にて受章者への伝達式が行われ、熊谷俊人知事から勲章などが手渡されました。

外科医、登山家…共通項は「未知を面白がる探求心」

竜理事長は、千葉大学医学部を卒業し、千葉大、千葉県佐原病院、千葉県がんセンターなどで肝臓、胆のう、すい臓などの難治がんを専門とする外科医として治療と研究にまい進してきました。最新の検査と治療法を探求し、「治らない」と言われてきたすい臓などのがんの治療を大きく前進させました。その知識と技術を盛り込んだ医学書を執筆し、日本語だけでなく英語、中国、韓国語にも翻訳して出版されました。千葉県がんセンター長として、患者さんの心身にやさしい医療をモットーに様々な改革に取り組んできました。

医療に携わる傍ら、千葉大医学部時代から登山にも興味を持ち、現在まで国内、海外の高峰の制覇しています。夏は山の診療所にも詰め、登山客の健康を守っています。そして、患者さんとの対話、寄り添いを大切にしてきました。「どんなに難治なケースでも、患者さんには希望を持ち続けられるように医師としてできるだけのことはする」。千葉県がんセンターで定期的に開かれている患者サロン(現在はコロナ禍で個別対応)にも参加し、患者さんの悩みや不安を直接聞いて、具体的なアドバイスと力強いエールを贈り続けています。

※このホームページでは、受章にあたって竜理事長のインタビューを紹介します。外科医、登山家、患者さん目線の医師の3つの役割を果たしてきた我らが“竜せんせい“の生きざまをお伝えします。しばらくお待ちください。お楽しみに!