【四季折々のうた】003 「蝋梅(ろうばい)」

生ききれず
死にきれず
半端な鈍色の空眺む

春の到来に先駆けて咲く梅の花。「もう咲き始めたかなー」と近くの公園に行ってみると、外側の光沢のある花弁と内側の小さい暗紫色の花弁の蝋梅が薫り高く、冬の陽射しの中で咲いていました。同じ仲間で内外とも黄色のソシンロウバイや、濃黄のマンゲツロウバイもありました。
(2008年1月27日 送信)