【ステイin千葉も楽しもう♪】千葉市中央区亥鼻の千葉城、夏空にも映える白い天守閣。千葉市開府900年の歴史と未来を静かに語る

千葉市のシンボルとして知られる亥鼻城。通称・千葉城です。桜の名勝として知られていますので、春に訪れたことがある方も多いのではないでしょうか。今回は夏も楽しめる千葉城の景色をお届けします。猛暑続きで外に出るのも一苦労な日々が続いていますが、千葉城はお城の真下まで車で行くことができます。千葉駅、中心部まで出る予定がありましたら、ちょっと寄り道してお城を眺めに行ってもいいかもしれません。千葉市は2年後の2026年に開府から900年の節目を迎えます。千葉の歴史に触れるきっかけにもなりますよ。写真家の飯田隆志さんの写真とエッセイでお送りします。

※千葉城内の千葉市立郷土資料館は、令和6年9月30日~令和7年10月末まで常設展示などリニューアル工事のため休館中です。

千葉市中央区亥鼻の千葉城
初夏の清々しい朝、出勤前に撮影

仕事の話になるんだけど、「千葉っぽい写真が欲しい」と唐突に言われ色々探してみた時のことです。今まで撮ってきた写真を見返して、そういえば千葉城って桜の頃しか撮っていないことに気づき、次は初夏の朝の清々しい時間帯に時に行こうと決めて、7月前半の平日8時、出勤前に寄り道して来ました。

自宅が青葉病院方面なので、千葉駅行きのバスに乗り千郷土博物館・千葉県文化会館で下車。そこから歩いて千葉城裏の駐車場の方から亥鼻公園に入り撮影開始。新緑と青空と白い壁がいいコントラストです。手前の緑を多めに入れた縦画像とお城をメインに切り取った横画像。かなり雰囲気が違いますが、どう撮るかは好みですね。

手前の緑を多めに入れた縦写真

城をメインにした横写真

正面の方に回って撮ろうとしたが、右上に太陽が居てそのままだと逆光が強すぎて撮れないから木の枝で隠してみました。これはこれでいい感じになったと思う。

千葉常胤の像を入れて撮る

千葉常胤の像を入れ城を見上げる。手前の向日葵が咲いていれば良かったなぁ。これも縦と横とあるが、迫力あるのは横画像かな?

因みに一輪だけ城の方向いて咲いていました。さすが向日葵、朝日の方を向くんだね。

そしてこれが今回のベストショット!!

あとで見返して良く考えたら、自分の居城に弓射かけるってどうなの?と思うし、そもそも弓が綺麗に写ってなかったが……、 まあ、かっこいいからよしとする。

そんなベストポジションから数歩後ろに下がって、太陽を木で隠しあれこれ画面に入れたら、パッとしない写真になった。あれこれ詰め込み過ぎた結果かな。

桜の季節に撮る定番角度からの一枚

斜め後ろから見上げてみる。実はこの場所が好きでね、桜の時期によく撮る構図なのです。微妙に違う2枚ですが、どっちが好みでしょうか?

緑を多く入れた写真

手前の石垣も入れた写真

思い切り引いて手前に公園部分を多く入れてみた。悪くはないが、情報量過多で面白味はないかな。場所の説明としては有りだけどね。

出勤時間が迫っているので今回はこれにて終了。よく知ってる場所なので気軽に寄り道しましたが、太陽の位置まで気にしていなかったのが問題点。ほぼ逆光なので、撮る時の露出もシビアで後の調整も難しかったです。次は太陽の位置などを事前に気にするようにしようかなと思いました。

Information

千葉市立郷土資料館 公式サイト