【先端がん医療】令和4年度「先端がん医療研究」助成金 助成対象研究決定
6件の研究に助成
「先端がん医療」研究助成は、がんその他悪性腫瘍新生物に関する研究活動を積極的に行う個人団体に対して、その活動を支援する事業です。今年は11件の申請応募がありました。うち新規の応募が6件。基金運営委員会による審査の結果、6件に対して助成することが決まりました。申請があった11件は、どれも素晴らしい研究内容で優劣つけ難いものばかりでした。
今回助成対象とならなかった申請については、来年度もぜひ応募いただけるとありがたいです。
以下、令和4年度「先端がん医療研究」助成対象となった研究テーマと研究者氏名を記載します。
(敬称略)
- 「肝胆膵がん手術の成績向上のための仮想現実技術の活用」
瀧川 穣(東京歯科大学市川総合病院 外科) - 「消化器がん化学療法のprecision medicineの推進」
傳田 忠道(千葉県がんセンター消化器内科) - 「オルガノイド実験系を用いた頭頸部扁平上皮癌における免疫チェックポイント阻害薬に対する治療抵抗性機序の解明」
花澤 豊行(千葉大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学) - 「小児急性骨髄白血病治療における薬剤感受性に関与する一塩基多型の同定」
青木 孝浩(千葉大学大学院医学研究院免疫細胞医学) - 「がん腫に応じたがん関連血栓塞栓症の実態把握、特に膵癌・肺癌患者におけるがん関連静脈血栓塞栓症とがん関連脳梗塞の合併例についての研究」
長谷川 祐三(千葉県がんセンター脳神経外科) - 「癌免疫療法における脂肪肝の重要性の検討」
早野 康一(千葉大学医学部先端応用外科)
年度末には、研究実績をまとめた報告書をいただく予定です。よろしくお願いいたします。