【四季折々のうた】013 「帰一寺」-伊豆松崎町ー

天城の山々の最南端、稜線が里に降りた小高いところに臨済宗の古刹帰一寺があります。参道入り口に樹齢300年のツガの大木、そして苔むした石段の両脇に、大きな赤と白の椿がまだ咲いており迎えてくれました。

「万胞 一に帰す。一何れのところに帰す」帰一寺の水野さんから教えていただいた言葉です。

どこからか「あんたがたどこさ いずさ いずどこさ まつざきさ…」と聴こえてきたような。

(2008年4月19日 送信)