ケアフードが味わえるレストラン
シェフのご紹介

「患者さんが食べることを楽しんで元気になってほしい」。

そんな優しい思いをお料理にこめるフレンチの巨匠をお二人ご紹介します。味はもちろん、見た目にも食欲をそそるケアフードメニューを次々と考案していただいています。当NPO法人が主催する試食会では、フランス料理の手法を基本に、和風、中華風、エスニック風味など多彩な味つけで、患者さんやご家族が少しでもいろいろな食材を食べられるように工夫してくださいます。ケアフードの開発・普及活動にアドバイス、ご協力をいただいています。

各お店には、「ケアフード希望」と予約のお電話等をされてからご来店ください。

石原 雅弘 シェフ / 東京ステーションホテル レストラン「ブラン ルージュ」

石原 雅弘 シェフ
1988年ホテルメトロポリタン エドモントに入社。1999年よりフレンチレストラン「フォーグレイン」の料理長を務める。フランスの三ツ星レストランなどで研修を受け、2008年の北海道洞爺湖サミット晩さん会に総料理長・中村勝宏氏の片腕として活躍、各国首脳の好評を得る。2012年10月、JR東京駅にオープンした東京ステーションホテルの総料理長に就任。

ケアフード考案者で、千葉県がんセンターや国立がん研究センター東病院の試食会等にも実演講師として参加。「今まで家でお留守番だったおじいちゃんもみんな一緒にお食事に出かけたり、みんな一緒にテーブルを囲めるようにになると、家族のコミュニケーションが増えます。食べることが生きがいになるようなお料理を提供したいです」。千葉市出身。

山口 賢 シェフ / フレンチレストラン「シェ・ケン」

山口 賢 シェフ
パレスホテル、京王プラザホテルで修業後、渡仏しフォアグラ料理の勉強をしながらアルザス、ニース、トゥールーズ、ブルターニュ、モンサンミッシェル、ロレーヌなどフランス全土を渡り歩く。帰国後、独立してフレンチレストラン「シェ・ケン」をオープン。現在は千葉市若葉区の若松店と、千葉そごうでレストランや加工食品の工場、販売店を展開。千葉の地元企業として発展中。

当NPO法人のケアフード活動に賛同し、試食会の実演講師として参加。患者さんとの対話を通じて新しいメニューの考案にも意欲的に取り組んでいる。「ケアフードを食べてどんどん元気になってください。食べることを楽しんで治療にも前向きになっていただければ幸いです」。茨城県出身。