【四季折々のうた】024 「越冬の白鳥」-千葉県本埜村-

印旛沼近くの本埜村に、シベリアから遥々飛来した白鳥たち。田んぼの中で体をまるめ羽を休めて、時にグアッグアッと鳴きながら曇り空の中に飛びたっていました。この冬をここで過ごすために数千キロも飛んできたんだ!

暖かいとはいっても立冬を過ぎ確実に冬は近い。動物たちの体に記憶されている時間や、季節を感じ取る能力はすごいですね。

時が過ぎるのを忘れ暫く立ち続けていた私に、地元の方が「白鳥見物の人に」と甘酒をご馳走してくださり、いつしか冷えた体が温まりました。

(2007年11月11日)