【先端がん医療】2019.6.7 令和元年度の総会と研究実績報告会を開きました

令和元年度総会

6月7日、千葉市文化センターにて、NPO法人医療・福祉ネットワーク千葉の令和元年度総会を開きました。今年度の事業計画と予算案について、審議、意見を交わしました。

竜崇正理事長はあいさつで、NPO法人医療・福ネットワーク千葉が設立して10周年を迎えたことを報告し、「がん対策基本法の制定とともにスタートしたこのNPOも、患者さんの思いを一番に考えて活動してきた。医療者の研究も、患者さんに寄り添う活動もがん医療の発展には欠かせない。今後もますます活動を充実させていきたい」と話しました。

竜理事長

令和元年度は、患者さんが住み慣れた地域で安心してがん治療を続けられることを大きな目的として、医療者による先端がん医療研究助成、患者会やサロン活動のサポート、ケアフード普及活動などを柱に、さまざまな事業を展開する予定です。事業計画、予算など6つの議案すべてが承認され、会を閉じました。会員をはじめ、皆さまのご協力、ご指導をよろしくお願いいたします。

平成30年度の研究実績報告会

総会に続いて、「患者と家族のがん研究基金」から助成した平成30年度の先端がん医療研究助成の対象者による研究実績発表会を開きました。各分野におけるがん治療研究の成果が披露されました。

平成30年度は、過去最多となる19件の研究に助成。千葉県がんセンターをはじめ、千葉大学や日本医科大千葉北総病院、順天堂大学浦安病院の医療者による研究、調査結果がこのほどまとまり、この日は15名がスライドを活用して報告を行いました。研究発表会で報告する研究者

発表者が多かったこともあり、発表時間は一人3分、質疑応答2分という極めてコンパクトな発表形式でしたが、それぞれ事前に入念に準備いただいたこともあり、簡潔で分かりやすい発表が続きました。発表会の様子

質疑応答では、鋭い質問や関連症例の提示、激励など活発なやり取りが続きました。

質問者

発表者の皆さんと

平成30年度研究発表のプログラム・抄録集

令和元年度の「先端がん医療研究助成事業」の申請もスタートしております。
ご希望者は、要綱をご確認いただき応募してください。詳細
締め切りは、令和元年6月28日(金)(当日消印有効)です。

よろしくお願いいたします。