【ステイin千葉も楽しもう♪】秋のコスモス畑シリーズ① 佐倉ふるさと広場で“おとぎ話”の世界観を撮る。風車とピンク、オレンジの淡い色合いを組み合わせる

秋の代表的な花といえばコスモスを一番にもい浮かべる人の多いのではないでしょうか。千葉県は、秋のコスモス畑で有名なところも多いです。柏のあけぼの山農業公園、印西の牧の原公園コスモスの丘、佐倉のふるさと広場、千葉市の富田さとにわ耕田などなど。ですが、この「ステイin千葉」シリーズではまだ一度も登場していません。夏の暑さが落ち着き、なんとなくコロナ感染者の数もこの季節はいったん落ち着いたのようにも見えるので、お出かけにも適した時期ですね。ぜひ、近場のコスモス畑に訪れてみてください。今回は、2回シリーズでコスモスを取り上げたいと思います。写真家・飯田隆志さんの写真とエッセイでお伝えします。(2021年10月初旬撮影)

佐倉市・佐倉ふるさと広場
淡いピンクやオレンジ色のコスモスに包まれて
“おとぎ話”の世界観に引き込まれる
デジタル、フィルムカメラ、トイカメラで撮り比べ

「コスモスの開花時期にしては随分と車少ないな…」と訝しみつつ駐車場に車を停めると、ちょうどオランダ風車リーフデの後ろの方から歩き出す形となります。そこで目に付いたのがちょっと濃いめのピンクのふわふわ。おそらく草花なんだろうけど正確な名称は判らず。でも、それと風車がちょうどいい感じに収まってるので先ずは一枚パチリ。

別アングルのをふわふわ感強調するように弄ったのがこちらです。綿菓子のようなふわふわ感が醸し出せました。

少し歩を進めるとキバナコスモスがちょこっと咲いていて、背景に風車を入れて一枚。画像をモニターで確認してる間に親子連れが通って、それがすごくいい感じだったのでもう一枚。

更にノスタルジック風に仕上げたのが次の一枚です。

この写真は、シャッター押す時点から「セピア調」にすると決めて撮っています。

青空に映える風車は威風堂々

人間の視野より広い超広角レンズで撮る風車は、威風堂々として青空によく映えます!青と緑の田園風景にもよくなじみ、地域をそっと見守ってくれているようにも見えますね。

続いて風車を画面いっぱいにして、フイルムとデジタルで撮り比べてみます。

フィルムカメラで撮影

デジタルカメラで撮影

デジタルのやたらカチッとしたのもいいけれど、フイルム独特のちょっと柔らかくちょっとくすんだ感じが風車の風格をうまく表現できているように感じます。

花が少なくても、姿勢を低くして撮ると…

さて、肝心のコスモス畑ですが…咲いていましたよ。2~3割程度ですが。花が少ないよ…と嘆いたところで花が咲くわけでもなく、
気を取り直して少しでも多く花が咲いているように工夫して撮りました。

ある程度まとまって咲いているところを見つけ、手前の花がなるべく大きく写るところまでカメラを寄せ、奥の花が少ないところが隠れるよう姿勢を低くし、なんとか誤魔化しそれっぽくしたのがこれです。

同じレンズを使ってほぼ同じ位置で撮影していますが、縦画面と横画面ではだいぶ印象が変わりますね。

天気が良かったので、久しぶりにトイカメラとも撮り比べてみました。

通路沿いのキバナコスモスが満開でした。

これを書いていて思い出しましたが、キバナコスモスはいわゆる普通のコスモより先に咲くんだよね。

コスモスと風車の写真を少し編集しました…

冒頭のピンクのフワモコを弄ったのが思いのほか良い出来具合だと感じ、コスモスも二つ同じ設定で弄ってみました。おとぎ話の世界観が少し出せたかな?佐倉のふるさと広場は、行くたびに新しい発見と想像の翼を広げてくれる場所です。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。コスモス畑第二弾もお楽しみに!

Information

佐倉市・ふるさと広場(佐倉市公式ホームページ)