【ステイin千葉も楽しもう♪】千葉市中央区 お花見の定番スポット、青葉の森公園の春。3年ぶりのにぎわい復活!桜もチューリップもポピーも満開。

コロナ禍3回目の春、今年はやっとゆっくりとお花見を楽しむことができそうです。東京では例年より早く開花宣言も出された桜。満開の時期を迎えた千葉市中央区の青葉の森公園に散歩に行ってきました。青葉の森公園と言えば、千葉でも定番の花見スポット。この時期は平日でも駐車場が満車となる人気の公園です。花曇りの一日ではありましたが、気温も上がり、ゆっくり歩いていても汗ばむほどでした。桜だけでなく、たくさんの植物の芽吹きと開花を楽しんできました。NPO法人医療・福祉ネットワーク千葉スタッフによるエッセイと写真でご紹介します。

千葉市中央区、青葉の森公園
春爛漫、3年ぶりのお花見のにぎわいを楽しむ

青葉の森公園は千葉市中央区青葉町と地名にもなる千葉県のシンボル的な公園です。千葉県内はもちろん、近隣の都県からも足を運ぶ方が多くおられます。54万㎡の広大な園内には約70品種1500本の桜が植栽されています。人気のソメイヨシノをはじめ、早春に咲く河津桜、4月中旬の八重桜など、長い期間にわたっていろいろな品種を楽しむことができます。

ソメイヨシノ、河津桜、八重桜…
1500本の桜が次々と開花

人気の「おはなみ広場」は、春休みの子供たちや家族連れでにぎわっていました。敷物を広げてくつろぐ姿や、手の届きそうなところにたわわに咲く桜にスマホを向けて盛んにシャッタ―を切る人もいました。3年前のこの時期は、コロナで休校、緊急事態宣言の最中で、公園内もあちこちにロープが張られ、桜に近づくことさえできない状態でしたので、こうして仲間や家族と花見を楽しむ姿を見られたのは久しぶりのことです。

 

県立中央博物館の周辺
チューリップやポピーも花盛り

おはなみ広場から、芸術文化ホールの方向に進んで小高い丘に上がると、急に視界が開ける瞬間があります。そして、眼下にはチューリップのお花畑!濃いピンクや黄色の花が並んでいます。球根を植えた際に向きをそろえたためか、チューリップの花びらの重なりがみごとに整っています。ふっくらとした花弁にほっこりしますね。どの花見てもきれいだな~♪

チューリップを背景にベンチで一休み。絵になる光景です。

 

黄色やオレンジ、ビタミンカラーのポピーから元気をもらいました。

彫刻の広場 19の作品が展示

青葉の森公園には、現代の彫刻家による作品が19点あります。家族の姿、人生を見つめ直す姿…など様々なテーマの作品で、園内の草木、花と調和しながらも強いメッセージを発しています。

芸術文化ホールも年を経るごとに渋い色味も加わり、味わいが深くなっています。

公園内に県立図書館
2029年(令和11年)開館予定

青葉の森公園内に、県立図書館・文書館が建設されるのをご存じですか。本格的な工事に向けて立ち入りが制限され整備が進んでいました。完成した暁には、また公園内に新たな景色が広がることでしょう。

青葉の森公園は、大正6年~昭和55年まで国立の畜産試験場として使われていた場所を新たに公園として整備されました。平成元年に完成しています。

四季折々、それぞれの表情を見せてくれる千葉市内最大のオアシス、青葉の森公園。桜の季節はあっとういう間に過ぎてしまいますが、ぜひ一度足を運んでみてください。

Information

千葉県立青葉の森公園公式サイト