【ステイin千葉も楽しもう♪】香取市の与田浦コスモス畑。小春日和の穏やかな日に～♪、ローカル電車とコスモスの黄金コラボレーションをカメラに収める

まだまだ暑い日もありますが、季節は静かに進んで、はや10月。食欲だけは秋真っただ中と言わんばかりの状態ですが、もう一つ忘れてならない秋の風物詩があります。そう、コスモスです！千葉にはコスモス畑がたくさんありますが、中でも見ごたえあるのが香取市与田浦のコスモス畑。ここはコスモスと一緒にあるものも楽しめます。それは何でしょう？ー答えは、写真家の飯田隆志さんの写真とエッセイにありますよ。(撮影は2022年秋）

新しいコスモススポットを探して…

柏のあけぼの山農業公園、佐倉のふれあい広場、千葉の昭和の森と各地のコスモス畑を訪れましたが、これまでにしっかりと見頃で花畑然として撮れたのは千葉の昭和の森だけ。事前にちゃんと現地情報仕入れないのが原因なんだけどね。それで、例の如く「行くなら違うところがいい！」という気持ちが発動しまして、いろいろと探したところ、面白そうな場所がヒットしました。香取市にある水郷砂原あやめパークの近くに位置する、その名も「与田浦コスモス畑」！。

何が面白いかって、鹿島線十二橋駅のすぐ近くで高架線路沿いに畑があり、高架を行く電車とコスモスが一緒に写せるんですよ。
鉄道写真は興味無いものの、調べて出てきた画像はインパクト大でしてね、しかも割と近くを何回も通っていて、田んぼの真ん中をまっすぐ突っ切る高架はなかなかお目にかかれない光景なので、田んぼや空が青々とした頃に撮りに行きたいなと思っていた場所でした。

〒287-0011 千葉県香取市津宮
与田浦コスモス園

コスモスまつり開催中
色とりどりの花畑は見事！

与田浦コスモス畑ですが、9月半ばから10月半ばまでの間の開花時期を通してコスモス祭りが行われており、地元農産物の販売やコスモスの摘み取りもできるそうです。どうせなら祭り開催中に行こうと決めて、当日（終わりごろになってしまったが）を迎えるのですがその前に懸念事項が発生しました！前日に結構強い風雨来ましてね、これは状況が悪いかも…と思いましたが、中止や延期が効かない日程だったので、翌朝、どんよりした空模様の中、現地に向けて出発しました。

国道51号をひたすら下っていきます。ルートは非常にわかりやすく、51号に出てしまえば利根川を越すまではひたすら道なりに行き、川を越して交差点を4回ほど曲がれば即現地に着きました。しかも高架線が目印なので見つけやすいです！！車を駐車場へ停め支度をします、今回使用するカメラはデジイチのフルサイズ機にマクロレンズをメインに用意しました。会場はおそらく休耕田であろう場所でして周りは田んぼと水路と高架線に囲まれています、隣にメガソーラーがあるのはご愛嬌かな？そして、そこそこの音量で山口百恵さんのCD（たぶんベスト盤みたいなの）がエンドレスで流れている。最初は「なんで？」って思ったけれど、聞き覚えのあるピアノのイントロで「あ、そうか！」と一気に納得。あれだこれだと愚痴っぽく書きましたが、コスモスはちょうど見頃で一面色とりどりの花が咲いている風景は見事です。

ただ、前日の強風＆雨の影響で、通路はぬかるんでるわコスモスは倒れてるのが多いわ、挙句に強めの風が吹いてくるわで結構大変でした。

マイクロレンズの魅力
小さなものを大きく写す
ピントもしっかり、背景にぼかしも入る優れもの

さてここからマクロレンズに頑張ってもらいます。ここで改めてマクロレンズとは何か？をちょこっと解説します。ざっくり纏めると、花や虫などの小さいものにググッと近づいて大きく写せるレンズなのです。じゃあ距離が離れたら使えないの？とか、離れると画質が落ちるの？って思うかもしれませんが、そんなことは全くなく、逆に標準レンズよりピントはしっかり当たるし、背景のぼかしも綺麗なので今回みたいな撮影にはピッタリなレンズなのです。

今度は花のアップでも撮ろうかとしゃがむと、足元に何やら見慣れぬ形のが咲いていました。「何これおもしろーい」となって撮ってみたのがこちら。