【ステイin千葉も楽しもう♪】香取市の香取神宮で初詣。お焚き上げで願いや祈りの気持ちをあたためる。露店にお化け屋敷も?!

今年は、元旦から能登半島地震が発生し、心身共に揺さぶられる一年の始まりとなりました。地震の被害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。1日も早く復旧することを心より願っております。被災者へのお見舞いの気持ち、穏やかに日常を送れることへの感謝の気持ち…それぞれの思いを抱きながら、初詣に行かれた方も多いのではないでしょうか。

千葉県香取市の香取神宮は、関東地方を中心に全国にある香取神社の総本山です。初詣の時期は毎年、足を運ぶ方も多いと思います。写真家・飯田隆志さんもそんなお一人です。今年の初詣の様子を写真とエッセイでお送りします。今年の参拝は例年になく力が込められているようです。

お正月の楽しみは初詣
毎年訪れる香取神宮、今年は願い事も力を込めて…

お正月。子供の頃はおせち食べて親戚や親からお年玉もらってと楽しみな行事でしたが、歳を重ねるにつれ、年末年始の準備だとか挨拶回りだとか、挙句の果てにお年玉を配るほうになって財布の中身を心配したりと、純粋に楽しめる行事ではなくなった気がしています。

そんな中、私にとってのt唯一の楽しみは初詣なのですよ。何を信仰しているわけでもなく、「神様って居ても良いんじゃないの」という程度の人間ですが、何かと気が向くと行っている香取神宮への初詣は毎年欠かせません。参道にさまざまな屋台が立ち並ぶのが好きってのもあるけれど。

プラスして今年の初詣はある意味重要でした。昨年10月末に直腸がんが見つかり、検査を進めたら肝転移も見つかって手術不可能と言われ、抗がん剤治療を進めることになったので、苦しい時の神頼みと言う訳ではないが
「こういう状況なので頑張るから見守っててね」とお願いしてきたのです。さて新年早々、ヘビーな書き出しで申し訳ない。この後はいつもの感じで書きますので安心してお読み下さいね。

そんなこんなで今年は1月6日に行って来ました。当日、出発が遅くなって国道51号が四街道・佐倉・成田でひどい渋滞してるようなので迂回することにしました。安食の方を回り、利根川沿いに香取を目指すコースを選ぶことに。天気も良く、ドライブ日和だったので気分転換にもなりちょうど良かったです。途中、道の駅・発酵の里こうざきで休憩。ちょっと話はズレるけど、3月17日にお蔵フェスタが開催されます。コロナ前はよく行きましたが、実に4年ぶり。千葉市ではなかなか手に入らないお酒も買えるし、発酵食品や自然食品などの出店も多数あり、楽しみです。

話を戻します。結局川沿いの国道もそこそこ混んでおり、香取神宮近くにたどり着いたのが14時ちょっと前でした。ここからがまた時間かかるのよね。無料駐車場待ちの列に並んで駐車場に車停めるまで小1時間かかりました。まあお正月三が日に比べれば早い方だと思うけど。

まずはお参り、拝殿に向かいしっかりとお願い事をします。次はおみくじ、ここでビックリしたのが昨年までは巫女さんがおみくじを直接手渡してくれていたのに、今年はなんとセルフ方式。人手不足や経費削減等々いろんな事情があるのでしょうし、今時と言えばそれまでですが、ちょっと味気ないというか風情が無いというか。それとも昭和世代の融通の効かなさなのだろうか。

ここからカメラを出してぽちぽち撮ります。なるべく周りの参拝客が入らないよう、尚且つ神社っぽさも出せるよう、おみくじ掛けの上の方だけ向きを変えて2枚。

どっちが良いかは好みですね。自分のおみくじも結んだので参道へと戻るのですが、その前にお焚き上げの炎であったまります。

総門前の広場のほうに戻ったところで振り返って1枚パチリ

露店にも趣あり
神社にお化け屋敷?!

日もだいぶ傾いて来ました。その後、参道を戻りつつ出店を眺める。なにげなく撮った1枚を見返してみてビックリしたのだが、バナナチョコとある。これってチョコバナナじゃなかったっけ?

山道の途中から要石の方へと続く道があり、そこの鳥居がなんとも言えぬ雰囲気を醸し出していました。

鳥居の前に普段は駐車場として使っていたような開けた所があり、お化け屋敷が出店していました。

これも出店と呼んでいいのだろうかという疑問があるが、アラ還の私が記憶している範囲で屋台的なお化け屋敷は初めて見る。入りまでんせんでしたが…。多分来年も出てるだろうから、興味ある人、怖いもの見たさの人は是非ともチャレンジしていただいてどうだったか教えて欲しいです!

カメラをしまって、牛すじ煮込みとモツ煮を食べてから(これが毎年の楽しみなのよ~)帰路につきました。

Information

香取市の香取神宮(公式サイト)