【ステイin千葉を楽しもう!】第17回 千葉公園近くのツリーハウス「椿森コムナ」再び。リニューアルでさらに魅力的に! フィルムカメラで懐かしい色味の写真に
千葉駅近くの「椿森コムナ」は、知る人ぞ知る隠れ家的なスポット。ツリーハウスがある森カフェとして、子供から大人まで幅広い世代の憩いの場となっています。はしごを上って木の上から千葉公園や街の景色を楽しむも良し、キッチンカーでコーヒーを頼んでデッキに座って一休みも良し。集う人がちょうどいいディスタンスを保ちながら思い思いの過ごし方ができるのが心地いい場所です。この「ステイin千葉で楽しもう!」でも第一回で取り上げました。今回、さらにバージョンアップしたようですよ。写真家・飯田隆志さんの写真とエッセイでご紹介します。
第17回 JR千葉駅から徒歩圏内の「椿森コムナ」
ウッドデッキでくつろぎスペースが拡大
都会の隠れ家、ちょうど良い“ディスタンス”でくつろぐ
記念すべき「ステイin千葉」の第一回目で大西眞澄さんが紹介していた「椿森コムナ」は一度行ってみたいと思っていた場所。昨年秋にリニューアルしてウッドデッキも増えたらしい。ならば、たまたま千葉駅方面に用事のあった子供達とたまたま休みが重なったかみさんも一緒に行ってみようかとなりました。
ついでに昨年末に入手しメンテナンス完了したフイルムカメラもテスト撮りしたい!今回はフイルムカメラがメインで、一部トイカメラを使って撮影してみました。
椿森コムナさんへは駐車場がないので近隣(と言っても千葉公園を挟んで向かい側になるけれど)のコインパーキングに車をとめました。先にC-oneにて用事を済ましてヨドバシカメラでフイルムを買い(びっくりするほど高かった!)、テクテク歩いて向かいます。
公園側の道路に面した斜面の草を刈り、その上にウッドデッキが迫り出すように連なっています。そしてオープン時の目印となる赤い暖簾がお出迎え。
入り口横にはおしゃれにまとまったサインボードがあって、これがいい感じに影ができていて
いつもより慎重に一枚パシャリ!
本当は何か食べるつもりだったのですが、あまりにも混んでいて食事メニューは出来上がりに小一時間待つとのこと。食事は諦め、ドリンクを頼んでちょっと寛ぐことに。ツリーハウスのある大きな木の間のデッキに陣取り、人が多いので動き回らずそこから見える景色を楽しんでました。
トイカメラでも撮ってみました。木漏れ日の光がまぶしい!でも、やさしくてあったかい。
ウッドデッキは、高さを変えて小部屋風に設置されています。このご時世もふまえたちょうど良い距離感を意識してのレイアウトなのかな。大通りの景色も新鮮ですね。
引きの写真を一通り撮ったので、今度は寄り気味でデッキを囲む柵が作る影や、一見無造作にぶら下がっている電球を撮ったりしました。
引いて撮る、近寄って撮る
視点を変えると新たな発見も
動き回れない状況でも、視点を変えて見るとあたらな発見があったりします。
色のある影で遊ぶ
飲み終わった瓶を通した光が面白そうなので、柵の隙間から差し込む光を使いちょっとテーブルトップフォト風に遊んでみました。
ごろんとした氷の質感や涼感も伝わるかな。氷にビンのグリーンが写ってきれい…。今回の撮ってきた話はこれで終了ですが、参考までにフイルム関係の話を少々します。
フィルムカメラの今
何かと高いけれども…やっぱり面白い
先ずは冒頭でも触れましたが、フイルムが高い!!十数年前と比べると5割ましくらい高いんじゃないかな。
需要が少ないので高いのも当然ではあるし、デジタル全盛の時代に作ってくれるだけありがたいけれどね。
現像は昔からの馴染みの店で現像とデータディスク作成を頼みました。セットでこれまたそこそこのお値段します。欲しいのだけプリント頼むやり方もあるだろうし、自分でスキャンしてデータにするのもありだと思います。実際、スキャナーでデジタルデータにしてみたのですが、かなり慎重にやらないと傷つけたら元も子もないし、傷つかなくてもホコリがいっぱい付くのであとのレタッチは必須になります。あとね、何回も繰り返しやって経験積まないと、思った色で再現できない感じでした。
フイルムで撮ったのをわざわざデジタル化するのは二度手間っぽいのですが、そのほうが後々使いやすいのと、SNSで使用するからなんですね。
デジタルの方がお手軽便利だし、深く考えずにガシガシ撮れるので便利で普段使いにはちょうどいい。フイルムは面倒だし、普段使いには向かないけど、コスパが悪いので一枚一枚丁寧に撮るようになる。
どちらも一長一短ではあるけど、やっぱり長年慣れ親しんだフイルムは面白い!!