夏野菜のガスパチョ

うだるような夏の暑さは、療養中の身にはこたえます。今日は夏バテ予防にもなる野菜たっぷりの一品をご紹介します。代表的なスペイン料理の一つ、冷製スープ「ガスパチョ」です。

このひと品の中には、トマトをはじめキュウリやピーマン、そしてパンも加えてます。食欲がなくてたくさんは食べられないという時でも、酸味と甘みのバランスがちょうどいいこのスープなら、のど越しも良く、栄養もたっぷりとることができます。

ガスパチョ

材料

  • トマト 2,3個(400g程度)
  • 玉ねぎ 10g(3cm角程度)
  • キュウリ 15g(長さ4cm程度)
  • ピーマン 2~3g
    (縦半分に切り、さらに幅1.5cmに切る)
  • ニンニクのスライス 1,2枚
  • 白ワインビネガー(酢、穀物酢などもOK) 小さじ1
  • パン 3cm角を2,3片
    (つなぎに使用。食パン、フランスパンの余りものでOK)
  • レモン汁 少々

※トマト以外の野菜の量は目安です。
お好みに応じてミキサーにかけ、味見をしながら分量を調整してください。

作り方

① 野菜類はすべて、粗く切り分けておきます。

ガスパチョ野菜

② 家庭用ミキサーに野菜類をすべて入れてなめらかになるまでかくはんします。ミキサーがうまく回らない時は、時々スイッチを切って菜箸などで材料を少しかき回し、再度ふたをして回すとスムーズにかくはんできます。

③ パンや調味料のオリーブオイル、レモン汁、白ワインビネガーを加えて、さらにミキサーを回します。途中で味見をしながら必要な調味料をたして、お好みの味に仕上げます。

ガスパチョミキサー

④ 器に盛りつけます。より冷たいスープにしたい場合は、冷蔵庫で冷やしてからいただきます。

ガスパチョ完成

ワンスプーンメモ

  • トマトは種類によって甘みや酸味が異なるため、調味料はミキサーをかけながら加えて調整してください。
  • 味付けでもっと甘くした場合は、ハチミツや砂糖、ダイエット甘味料を加えてもいいでしょう。
    酸味を強くしたい場合は、酢やレモン汁を加えてください。

ハチミツとレモン

コラム 患者さんのお食事学

パスバチョの野菜

この時期、完熟したトマトがスーパーの“見切り品”コーナーにたくさん残っていることがあります完熟トマトをピューレ状にすると、通常のトマトよりも美味しくできます。(見切り品を購入した場合は、すぐに調理してくださいね)

キュウリやピーマン、玉ねぎは、余った切れはし程度でも十分使えますので、ぜひ加えてみてください。キュウリはトマトの青くささをやわらげてさわやかな風味を加えてくれますし、ピーマンはぴりっとしたスパイスとなってトマトとの相性も抜群です。パンを加えると、とろみがついて飲み込みやすくなり、満腹感も増しますよ。

食欲のない日は、まずこのガスパチョを試してみて、さらに食べられそうであれば、ほかのメニューを加えていくという方法もいいかもしれませんね。

ガスパチョは、スペイン南部の地中海に面したアンダルシア地方が発祥です。夏はまばゆい太陽が輝く暑い地域で、このガスパチョも暑い夏を乗り切る食事として各家庭でオリジナルの味が作られているようです。とっても簡単ですので、ぜひ味わってみてください。